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国別要件
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国別要件
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知ってる範囲で適当に。 * 概要 [#cd0ac76d] ** 中国 [#x5828694] -法定財務諸表 中国では、勘定科目についてLv.1〜3まで階層構造が予め規定されており、様式も規定のものを用いる必要がある。 これについて、[[グローバルパラメータ>財務会計/グローバルパラメータ]]への[[グループ勘定コード表>財務会計/グループ勘定コード表]]割当、[[勘定コード>財務会計/勘定コード]]の[[勘定コード表>財務会計/勘定コード表]]ビューに[[グループ勘定コード>財務会計/グループ勘定コード]]を割当、それらを利用したレポーティングで実現する。 なお、使用する会計システムは国内基準に準拠している必要があり、財政局への届出が必要とのこと。恐らくSAPは大丈夫だとは思うが、ヨウユウやキンヨウという国内パッケージでないと受け付けてもらえないという話を聞いたことがある。 概要は[[こちら>http://www.rac-china.com/kaikei/kaikei002.html]]が詳しい。 -[[CSMS>国別要件/CSMS]] 最終製品の輸出を前提とした原料の輸入について、関税を免除するという仕組み。 ただし、廃棄や棚卸および国内販売に供した部分は対象外となるため、それらの管理も含む。 参考URL:[[http://www.lotusbc.co.jp/n2-5-2.htm]] ** 台湾 [#gf0eec8c] -[[会計伝票>財務会計/会計伝票]]印刷 全ての[[会計伝票>財務会計/会計伝票]]を同一[[フォーム>アドオン/フォーム]]で出力しなければならない。((監査目的らしい)) -[[統一発票>国別要件/統一発票]] [[事業場所>ロジスティクス共通/事業場所]]ごとに購入する[[統一発票番号>国別要件/統一発票番号]]を[[請求書>販売管理/請求書]] = [[統一発票>国別要件/統一発票]]に記載し、番号を管理する。 使用するプリンタが、ドットインパクトかレーザープリンタかは間違いなく聞いた方がいい。 -輸出取引の通関時レート適用 法定の[[換算レート>SAPの共通用語/換算レート]]を適用しなければならないとのこと。 -[[台湾営業税統一明細票>国別要件/台湾営業税統一明細票]] -[[台湾営業税零税率売上額明細票>国別要件/台湾営業税零税率売上額明細票]] 参考URL:[[https://jbn.pwc.tw/faq/?mode=2&preview=true]] ** イタリア [#u6b8aef8] -日次レートでの会計転記 -請求書連番 カレンダ年(([[会計年度>財務会計/会計年度]]ではない))において、請求日と[[伝票>SAPの共通用語/伝票]]がシーケンシャルに採番された番号を保持しなければならず、[[公式伝票採番>財務会計/公式伝票採番]]で実現する。 -[[Bollo in Fattura>国別要件/Bollo in Fattura]] 免税ライセンスを持つ顧客に販売するにあたり、[[請求書>販売管理/請求書]]に張り付けなければならない印紙とその税。 SAP標準の[[条件タイプ>条件テクニック/条件タイプ]]はBOLL。ちなみにFatturaとは請求書のこと。 -仕入勘定 外部から調達した仕入金額を品目とは別に「仕入高」の[[勘定コード>財務会計/勘定コード]]に計上し金額管理する必要があり、[[グローバルパラメータ>財務会計/グローバルパラメータ]]の設定で有効化する。 もちろん、[[在庫管理]]上の[[勘定設定>在庫・購買管理/勘定設定]]も必要。 -決算仕訳 年度末[[PL>財務会計/損益計算書]]の合計と[[BS>財務会計/貸借対照表]]の残高を合計仕訳を登録し、翌年度にBS残高の仕訳を転記する。 標準機能で実現可能らしい。 ** シンガポール [#e1ff78d8] -基軸通貨と納税通貨 最も取引量の多い取引通貨を[[会社コード通貨>財務会計/会社コード#v362f42c]]としなければならないが、納税はシンガポールドル(SGD)で行わなければならない。 つまり、記帳通貨USDだが[[税レポート>財務会計/税レポート]]で照会し、[[未払税転記>財務会計/未払税転記]]する[[通貨コード>SAPの共通用語/通貨コード]]はSGDということになる。 なお、[[税レポート>財務会計/税レポート]]のパラメータである「国内通貨に代わる国通貨」フラグをOnにすればok。 --Vendor指定レートでの仮払消費税計上 ちなみに、SGD建てでない取引通貨であれば、税額に適用するレートを保持しなければならないことになるが、''Vendor指定レートで実施しなければならない''という縛りがある。 [[会計伝票>財務会計/会計伝票]]からであればまだしも、ロジでは任意に使用できる人畜無害な[[換算レート>SAPの共通用語/換算レート]]や金額項目は存在せず、Appendするか、空いているテキスト項目を利用するほか方法がない。 [[請求書照合伝票>購買管理/請求書照合伝票]]の登録においては、ある事例では[[換算レート>SAPの共通用語/換算レート]]を、またある事例では金額そのものを[[BADI>SAPの拡張手段/BAdI]]にて伝票入力画面に追加し、[[税レポート>財務会計/税レポート]]の[[BADI>SAPの拡張手段/BAdI]]で演算することで充足した。 -在庫廃棄時の[[消費税>財務会計/消費税]]の取り扱い 200SGDを超過する在庫を廃棄するタイミングで、税を戻す・・・だっけ? ** アメリカ [#k5cb0bcd] -[[ロックボックス>国別要件/ロックボックス]] -[[Form1099>国別要件/Form1099]] ~ ~ CENTER:【スポンサードリンク】 #htmlinsert(amazon_book_sap_system_implement) ~ ~ ---- #pcomment(reply)
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知ってる範囲で適当に。 * 概要 [#cd0ac76d] ** 中国 [#x5828694] -法定財務諸表 中国では、勘定科目についてLv.1〜3まで階層構造が予め規定されており、様式も規定のものを用いる必要がある。 これについて、[[グローバルパラメータ>財務会計/グローバルパラメータ]]への[[グループ勘定コード表>財務会計/グループ勘定コード表]]割当、[[勘定コード>財務会計/勘定コード]]の[[勘定コード表>財務会計/勘定コード表]]ビューに[[グループ勘定コード>財務会計/グループ勘定コード]]を割当、それらを利用したレポーティングで実現する。 なお、使用する会計システムは国内基準に準拠している必要があり、財政局への届出が必要とのこと。恐らくSAPは大丈夫だとは思うが、ヨウユウやキンヨウという国内パッケージでないと受け付けてもらえないという話を聞いたことがある。 概要は[[こちら>http://www.rac-china.com/kaikei/kaikei002.html]]が詳しい。 -[[CSMS>国別要件/CSMS]] 最終製品の輸出を前提とした原料の輸入について、関税を免除するという仕組み。 ただし、廃棄や棚卸および国内販売に供した部分は対象外となるため、それらの管理も含む。 参考URL:[[http://www.lotusbc.co.jp/n2-5-2.htm]] ** 台湾 [#gf0eec8c] -[[会計伝票>財務会計/会計伝票]]印刷 全ての[[会計伝票>財務会計/会計伝票]]を同一[[フォーム>アドオン/フォーム]]で出力しなければならない。((監査目的らしい)) -[[統一発票>国別要件/統一発票]] [[事業場所>ロジスティクス共通/事業場所]]ごとに購入する[[統一発票番号>国別要件/統一発票番号]]を[[請求書>販売管理/請求書]] = [[統一発票>国別要件/統一発票]]に記載し、番号を管理する。 使用するプリンタが、ドットインパクトかレーザープリンタかは間違いなく聞いた方がいい。 -輸出取引の通関時レート適用 法定の[[換算レート>SAPの共通用語/換算レート]]を適用しなければならないとのこと。 -[[台湾営業税統一明細票>国別要件/台湾営業税統一明細票]] -[[台湾営業税零税率売上額明細票>国別要件/台湾営業税零税率売上額明細票]] 参考URL:[[https://jbn.pwc.tw/faq/?mode=2&preview=true]] ** イタリア [#u6b8aef8] -日次レートでの会計転記 -請求書連番 カレンダ年(([[会計年度>財務会計/会計年度]]ではない))において、請求日と[[伝票>SAPの共通用語/伝票]]がシーケンシャルに採番された番号を保持しなければならず、[[公式伝票採番>財務会計/公式伝票採番]]で実現する。 -[[Bollo in Fattura>国別要件/Bollo in Fattura]] 免税ライセンスを持つ顧客に販売するにあたり、[[請求書>販売管理/請求書]]に張り付けなければならない印紙とその税。 SAP標準の[[条件タイプ>条件テクニック/条件タイプ]]はBOLL。ちなみにFatturaとは請求書のこと。 -仕入勘定 外部から調達した仕入金額を品目とは別に「仕入高」の[[勘定コード>財務会計/勘定コード]]に計上し金額管理する必要があり、[[グローバルパラメータ>財務会計/グローバルパラメータ]]の設定で有効化する。 もちろん、[[在庫管理]]上の[[勘定設定>在庫・購買管理/勘定設定]]も必要。 -決算仕訳 年度末[[PL>財務会計/損益計算書]]の合計と[[BS>財務会計/貸借対照表]]の残高を合計仕訳を登録し、翌年度にBS残高の仕訳を転記する。 標準機能で実現可能らしい。 ** シンガポール [#e1ff78d8] -基軸通貨と納税通貨 最も取引量の多い取引通貨を[[会社コード通貨>財務会計/会社コード#v362f42c]]としなければならないが、納税はシンガポールドル(SGD)で行わなければならない。 つまり、記帳通貨USDだが[[税レポート>財務会計/税レポート]]で照会し、[[未払税転記>財務会計/未払税転記]]する[[通貨コード>SAPの共通用語/通貨コード]]はSGDということになる。 なお、[[税レポート>財務会計/税レポート]]のパラメータである「国内通貨に代わる国通貨」フラグをOnにすればok。 --Vendor指定レートでの仮払消費税計上 ちなみに、SGD建てでない取引通貨であれば、税額に適用するレートを保持しなければならないことになるが、''Vendor指定レートで実施しなければならない''という縛りがある。 [[会計伝票>財務会計/会計伝票]]からであればまだしも、ロジでは任意に使用できる人畜無害な[[換算レート>SAPの共通用語/換算レート]]や金額項目は存在せず、Appendするか、空いているテキスト項目を利用するほか方法がない。 [[請求書照合伝票>購買管理/請求書照合伝票]]の登録においては、ある事例では[[換算レート>SAPの共通用語/換算レート]]を、またある事例では金額そのものを[[BADI>SAPの拡張手段/BAdI]]にて伝票入力画面に追加し、[[税レポート>財務会計/税レポート]]の[[BADI>SAPの拡張手段/BAdI]]で演算することで充足した。 -在庫廃棄時の[[消費税>財務会計/消費税]]の取り扱い 200SGDを超過する在庫を廃棄するタイミングで、税を戻す・・・だっけ? ** アメリカ [#k5cb0bcd] -[[ロックボックス>国別要件/ロックボックス]] -[[Form1099>国別要件/Form1099]] ~ ~ CENTER:【スポンサードリンク】 #htmlinsert(amazon_book_sap_system_implement) ~ ~ ---- #pcomment(reply)
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