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SAPの共通用語/ユーザタイプ
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ユーザタイプ
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[[ユーザマスタ>SAPの共通用語/ユーザマスタ]]の項目の一つで、ユーザの性質とログオン可能な環境を住み分ける項目。 * ざっくり概要 [#rb9b2ed8] -A ダイアログユーザ 通常はこれ。ほぼ何でもできる。 -B システム [[バックグラウンドJOB>SAPの共通用語/バックグラウンド処理]]用のユーザ。GUIでログオン不可。 -C 通信 [[RFC>SAPの拡張手段/RFC]]用のユーザ。GUIでログオン不可。[[バックグラウンドJOB>SAPの共通用語/バックグラウンド処理]]が不可で、多重ログオンは可。 -S サービス ITS用のユーザ。多重ログオン可能。 -L 参照ユーザ インターネットユーザなんかに使うらしい。 コードの一文字目が"$" でなければならないとのこと。 * ヘルプからの引用 [#edb0fc1a] ** ダイアログ 'A' [#xcec2a82] 通常のダイアログユーザは、すべてのタイプのログオンで 1 人が使用します。 ダイアログログオン時には、失効パスワードと初期パスワードがチェックされ、パスワードの変更オプションが提供されます。 多重ログオンはチェックされ、必要に応じてログに記録されます。 ** システム 'B' [#t882b8fa] 内部的なシステム処理 (-> バックグラウンド処理) またはシステム関連の処理 (->ALE、ワークフロー、TMS、CUA など) を行うには、システムユーザのタイプを使用します。 ダイアログログオン (SAP GUI 使用) はできません。このタイプのユーザは、パスワード有効期間の一般設定からは除外されます。ユーザ管理者だけが、SU01 (ジャンプ -> パスワード変更) を使用してパスワードを変更することができます。 ** 通信 'C' [#k1d06ad0] タイプ通信のユーザは、システム間のダイアログを使用しない通信 (-> RFC または CPIC) 用に使用します。 ダイアログログオン (SAP GUI 使用) はできません。 パスワードの有効期間の一般設定は、このタイプのユーザに適用されます。このタイプのユーザは、ユーザ自身のパスワードを変更することができます (ダイアログユーザと同様)。パスワード変更のダイアログが、呼出元 (RFC/CPIC クライアント) によって提供されなければなりません。RFC 汎用モジュール USR_USER_CHANGE_PASSWORD_RFC または RFC API 機能 RfcOpenEx() を使用してパスワードを変更することができます。 ** サービス 'S' [#e99db71d] タイプサービスのユーザは、より大きいグループのユーザが匿名で利用可能なダイアログユーザです。通常、このタイプのユーザには、非常に限定された権限しか与えられません。 たとえば、サービスユーザは ITS サービスや公開 Web サービスを使用した匿名システムアクセスに使用されます。ある個人が認証されると、サービスユーザを使用して匿名で開始されたセッションは、ダイアログユーザを使った個人セッションとして続行することができます( SUSR_INTERNET_USERSWITCH を参照)。 ログオン時、システムは失効パスワードと初期パスワードのチェックを行いません。パスワードはユーザ管理者だけが変更できます。 多重ログオンが許可されます。 ** 参照 'L' [#pe02bb5d] サービスユーザと同様、 参照ユーザも一般ユーザであり、特定の人間には割り当てられません。参照ユーザではログオンできません。参照ユーザは、追加権限を割り当てるためだけに使用されます。参照ユーザは、インターネットユーザに同一の権限を与えることを目的として導入されています。 ロールタブでは、参照ユーザを指定してダイアログユーザに追加権限を割り当てることができます。通常、参照ユーザの割当はアプリケーションが制御します。参照ユーザの名称は変数を使って割り当てることができます。この変数の先頭は "$" でなければなりません。参照ユーザへの変数の割当は、トランザクション SU_REFUSERVARIABLE を使用して行います。 この割当は、CUA ランドスケープの全システムに適用されます。割り当てられた参照ユーザがいずれかの CUA 子システムに存在しなかった場合、割当は無視されます。 *** ユーザタイプ別の可能なアクション [#g16b19c7] |プロパティ/ユーザタイプ|ダイアログ(A)|通信(B)|システム(C)|サービス(S)|h |ダイアログログオン (SAP GUI)|X|-|-|X| |多重ログオン|-|X|X|X| |RFCログオン|X|X|X|X| |バックグラウンドジョブ実行|X|-|X|X| |パスワード変更|X|X|-|-| |ログオンチケット生成可能|X|X|-|-| ~ ~ CENTER:【スポンサードリンク】 #htmlinsert(amazon_book_sap_system_implement) ~ ~ ---- #pcomment(reply)
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[[ユーザマスタ>SAPの共通用語/ユーザマスタ]]の項目の一つで、ユーザの性質とログオン可能な環境を住み分ける項目。 * ざっくり概要 [#rb9b2ed8] -A ダイアログユーザ 通常はこれ。ほぼ何でもできる。 -B システム [[バックグラウンドJOB>SAPの共通用語/バックグラウンド処理]]用のユーザ。GUIでログオン不可。 -C 通信 [[RFC>SAPの拡張手段/RFC]]用のユーザ。GUIでログオン不可。[[バックグラウンドJOB>SAPの共通用語/バックグラウンド処理]]が不可で、多重ログオンは可。 -S サービス ITS用のユーザ。多重ログオン可能。 -L 参照ユーザ インターネットユーザなんかに使うらしい。 コードの一文字目が"$" でなければならないとのこと。 * ヘルプからの引用 [#edb0fc1a] ** ダイアログ 'A' [#xcec2a82] 通常のダイアログユーザは、すべてのタイプのログオンで 1 人が使用します。 ダイアログログオン時には、失効パスワードと初期パスワードがチェックされ、パスワードの変更オプションが提供されます。 多重ログオンはチェックされ、必要に応じてログに記録されます。 ** システム 'B' [#t882b8fa] 内部的なシステム処理 (-> バックグラウンド処理) またはシステム関連の処理 (->ALE、ワークフロー、TMS、CUA など) を行うには、システムユーザのタイプを使用します。 ダイアログログオン (SAP GUI 使用) はできません。このタイプのユーザは、パスワード有効期間の一般設定からは除外されます。ユーザ管理者だけが、SU01 (ジャンプ -> パスワード変更) を使用してパスワードを変更することができます。 ** 通信 'C' [#k1d06ad0] タイプ通信のユーザは、システム間のダイアログを使用しない通信 (-> RFC または CPIC) 用に使用します。 ダイアログログオン (SAP GUI 使用) はできません。 パスワードの有効期間の一般設定は、このタイプのユーザに適用されます。このタイプのユーザは、ユーザ自身のパスワードを変更することができます (ダイアログユーザと同様)。パスワード変更のダイアログが、呼出元 (RFC/CPIC クライアント) によって提供されなければなりません。RFC 汎用モジュール USR_USER_CHANGE_PASSWORD_RFC または RFC API 機能 RfcOpenEx() を使用してパスワードを変更することができます。 ** サービス 'S' [#e99db71d] タイプサービスのユーザは、より大きいグループのユーザが匿名で利用可能なダイアログユーザです。通常、このタイプのユーザには、非常に限定された権限しか与えられません。 たとえば、サービスユーザは ITS サービスや公開 Web サービスを使用した匿名システムアクセスに使用されます。ある個人が認証されると、サービスユーザを使用して匿名で開始されたセッションは、ダイアログユーザを使った個人セッションとして続行することができます( SUSR_INTERNET_USERSWITCH を参照)。 ログオン時、システムは失効パスワードと初期パスワードのチェックを行いません。パスワードはユーザ管理者だけが変更できます。 多重ログオンが許可されます。 ** 参照 'L' [#pe02bb5d] サービスユーザと同様、 参照ユーザも一般ユーザであり、特定の人間には割り当てられません。参照ユーザではログオンできません。参照ユーザは、追加権限を割り当てるためだけに使用されます。参照ユーザは、インターネットユーザに同一の権限を与えることを目的として導入されています。 ロールタブでは、参照ユーザを指定してダイアログユーザに追加権限を割り当てることができます。通常、参照ユーザの割当はアプリケーションが制御します。参照ユーザの名称は変数を使って割り当てることができます。この変数の先頭は "$" でなければなりません。参照ユーザへの変数の割当は、トランザクション SU_REFUSERVARIABLE を使用して行います。 この割当は、CUA ランドスケープの全システムに適用されます。割り当てられた参照ユーザがいずれかの CUA 子システムに存在しなかった場合、割当は無視されます。 *** ユーザタイプ別の可能なアクション [#g16b19c7] |プロパティ/ユーザタイプ|ダイアログ(A)|通信(B)|システム(C)|サービス(S)|h |ダイアログログオン (SAP GUI)|X|-|-|X| |多重ログオン|-|X|X|X| |RFCログオン|X|X|X|X| |バックグラウンドジョブ実行|X|-|X|X| |パスワード変更|X|X|-|-| |ログオンチケット生成可能|X|X|-|-| ~ ~ CENTER:【スポンサードリンク】 #htmlinsert(amazon_book_sap_system_implement) ~ ~ ---- #pcomment(reply)
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