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SAPの共通用語/物理削除 の変更点

Top/SAPの共通用語/物理削除

[[論理削除>SAPの共通用語/論理削除]]と違い、データそのものをシステムから抹消すること。

システムはデータを蓄積し続けるため、いつかは必ず実施しなければならないが、安易に行うとトレーサビリティが低下したり、システムトラブルが再現できなかったりと[[論理削除>SAPの共通用語/論理削除]]のメリットの裏返しとなる。
* 概要 [#m336c7f1]
システムはデータを蓄積し続けるため、データの増大はパフォーマンスの低下やストレージ制約などの事情により、いつかは必ず実施しなければならないが、マスタとマスタ、トランとトラン、マスタとトランは必ずリンクしており、前提となる作業や順序性などには充分な注意を払う必要がある。
SAPでは[[アーカイブ>SAPの共通用語/アーカイブ]]と呼ばれており、T-Code:SARAで実施する。

[[移行>プロジェクト/移行]]リハーサルでの誤投入など亡き者にしたい場合は、Tr-CD:OBR2で物理削除は可能である。
但し[[得意先マスタ]]と[[仕入先マスタ]]と[[財務会計/勘定コード]]に限り、且つ[[伝票>SAPの共通用語/伝票]]が切られていなければ。
SAPにおいては物理削除の実行前までに前提条件などが厳しくチェックされ、おいそれと行うことができないようになっているが、他のシステムでは簡単に消すことができてしまったりデータベースから直接削除ができてしまったりする。

SAPでは、SAP自身がおかしくなってしまいそうなことはできないようになっており、こういったシステムの基盤自身のコンセプトがデータの堅牢さに一役買っていると言える。

** 主要マスタの物理削除 [#i7205cb8]
[[移行>プロジェクト/移行]]での誤投入などのデータを亡き者にしたい場合は、T-Code:OBR2で物理削除が可能。
但し[[得意先マスタ]]と[[仕入先マスタ]]と[[勘定コード>財務会計/勘定コード]]に限り、且つ[[伝票>SAPの共通用語/伝票]]が切られていないことという前提がある。

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