SAPにある[[テーブル>SAPのオブジェクト/テーブル]]の内容を照会する機能で、通称''SE16''。((「N」付きなど派生したものもあるが))
ある程度の設定はできるが、項目に割り当てられている[[変換Exit>SAPの拡張手段#db0b6f99]]や金額項目などの[[内外変換>SAPの構成/内外変換]]は考慮されない(設定次第だが)ため、利用する際は注意すること。
照会時に、デバッグで変数gd-edit と、gd-sapeditを変更すれば、SAP標準テーブルでもエントリの登録・変更・削除が可能とのこと。
ちなみに、SE16(データブラウザ)がスタンダードだが、SE17(一般テーブル照会(旧))やデータの更新も可能なSE16N(一般テーブル照会(新))などもある。
もっとも、アンパエスエーピーフガフガの方が有名かもしれないが。
* &SAP_EDITが使えなくなっている件 [#xa7b110b]
SAP標準テーブルでもエントリの登録・変更・削除が可能となるこの命令だが、ネット経由の接続でセキュリティや権限の問題が発生するらしく、下記のNoteが発行されている。
ちなみに、SE16(データブラウザ)がスタンダードだが、SE17(一般テーブル照会(旧))やデータの更新も可能なSE16N(一般テーブル照会(新))などもある。
Note:1420281 CO-OM ツール: SE16N: &SAP_EDIT の無効化
要は、EHP5以降だと&SAP_EDITが使えないらしい。
ただし、環境によっていくつかの抜け道は用意されている。
①T-Code:UASE16Nで&SAP_EDITを使う。ただし「このT-Codeは使えません」的なメッセージが出て使えない場合も。(しかも標準メッセージ番号が登録済み。UAGENTABSELの111)
②普通にSE16Nでテーブル名を指定してEnterを押した後、&SAP_EDITを入力し、デバッグ。GD-EDITとGD-SAPEDITという変数に大文字でXを入力すると変更可能に。
③上記と同じような挙動が、汎用モジュールT_SYS_PARAMSでSYSCLIENTEDITに1をセットすることでも実現可能らしい。(FM SE16N_INTERFACEやSE16N_INTERFACEも同様)
用法・用量を正しく守って使いましょう。
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