データベースへアクセスするための[[SELECT>ABAP/SELECT]]などのSQL文について。
* 概要 [#z06ae0ef]
Structured Query Language の略で、RDBMSでのデータ登録や削除といった操作を行う為の言語/命令。
** Open-SQLとNative-SQL [#nd9901e1]
*** Open-SQL [#u47e5dd7]
Open-SQLとは[[ABAP]]特有のSQLで、データベースシステムに依存せず、具体的にはSQL ServerだろうがOracleだろうが問わない。
コーディング時の構文チェックの対象となったり、データベースインターフェースを経由する事によりバッファリングが可能となる。
*** Native-SQL [#z650f9e9]
データベースシステム依存のSQLで、SQL ServerやOracleのSQL言語を利用する。
構文については各々で仕様が違うので各々の勉強が必要。
[[ABAP]]で使用する場合、[[EXEC SQL>ABAP/EXEC SQL]]命令を使用する。
*** まとめ [#n239ec03]
NativeSQLの場合、バッファにアクセスできなかったり、システムが構文を無視するなど色々な弊害があるため、データベースへのアクセスには、必ずOpenSQLを使用すること。
Native SQLの場合、バッファにアクセスできなかったり、システムが構文を無視するなど色々な弊害があるため、データベースへのアクセスには、必ずOpen SQLを使用すること。
** 実際の命令 [#i1f68989]
データベース更新用のOpen-SQL命令は、以下の通り。
-[[テーブル>SAPのオブジェクト/テーブル]]へのデータ挿入
[[INSERT>ABAP/INSERT]]命令
-[[テーブル>SAPのオブジェクト/テーブル]]のデータ更新
--既存データの更新
[[UPDATE>ABAP/UPDATE]]命令
--あれば更新、なければ挿入
[[MODIFY>ABAP/MODIFY]]命令
-[[テーブル>SAPのオブジェクト/テーブル]]のデータ削除
[[DELETE>ABAP/DELETE]]命令
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#htmlinsert(amazon_book_sap_system_implement)
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