* 概要 [#yb92f7ff]
ループの処理中に、ループの開始位置に戻し、次のループパス（次のレコード）に遷移させる[[ABAP]]命令。
** 用法 [#dfbbc7dd]
上記の概要、そのまんま。
ループ以外の場所でも利用できるが、混乱を招くので[[IF>ABAP/IF]]文であれば[[EXIT>ABAP/EXIT]]、ループ中ならCONTINUEと使い分けるのがいいだろう。
ただ、注意が必要なのは[[LOOP>ABAP/LOOP]]命令のWHERE句との住み分けで、この命令を使うのは「ループ中の[[内部テーブル>ABAP/内部テーブル]]の項目およびその値だけでは判断できず、加工や計算を加えて判定しなければならない場合」などとした方がいいだろう。
LOOP〜WHEREで判定したりIF〜CONTINUEで判定したりを気分で使い分けていると、背骨のないソースコードになってしまう。
LOOP～WHEREで判定したりIF～CONTINUEで判定したりを気分で使い分けていると、背骨のないソースコードになってしまう。
** サンプル [#be2b1ff3]
# LOOP AT L_IT_SALES_ORDER INTO L_WA_SALES_ORDER.
# SELECT SINGLE ZZITEM_ELEMENT
# FROM ZZADDON_TABLE
# WHERE VBELN = L_WA_SALES_ORDER-VBELN
# AND MATNR = L_WA_SALES_ORDER-MATNR.
#
# IF ( SY-SUBRC <> 0 ).
# CONTINUE.
# ENDIF.
# ENDLOOP.
LOOP AT L_IT_SALES_ORDER INTO L_WA_SALES_ORDER.
SELECT SINGLE ZZITEM_ELEMENT
FROM ZZADDON_TABLE
WHERE VBELN = L_WA_SALES_ORDER-VBELN
AND MATNR = L_WA_SALES_ORDER-MATNR.
IF ( SY-SUBRC <> 0 ).
CONTINUE.
ENDIF.
ENDLOOP.
* その他 [#o3220837]
関連する命令として、[[CHECK>ABAP/CHECK]]や[[EXIT>ABAP/EXIT]]が挙げられる。
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