仕入での調達や生産を行った在庫について、顧客に出荷する業務のこと。
SDを導入していてコレがないユーザは殆どない、というくらい[[販売管理]]の代表的なプロセス。
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* 概要 [#xd8ddb1a]
通常は見積・引合→受注という流れでオーダーを受け、在庫の手配や納期回答を経て出荷〜納品し、対価の請求を行う。
お得意さん相手では見積や引合は省略され、オーダーの受け付けはWebシステムやメールおよびTel・FAXなどが一般的。
受け付けたオーダーについて、出荷と配送を手配する前に行うのが納期回答で、[[販売管理]]の中でも特に重要なプロセスとなる。
というのも、在庫切れや即納できない場合など「じゃあ、もういいや」「他で探すわ」ということで販売機会の損失になりかねないため、ここで他のオーダーや仕入の予定を[[所要量転送]]しておけば、[[所要管理]]の機能で「○○日に○○個を用意できます」と回答することができ、[[伝票>SAPの共通用語/伝票]]を入力し[[引当>販売管理/引当]]する。
というのも、在庫切れや即納できない場合など「じゃあ、もういいや」「他で探すわ」ということで販売機会の損失になりかねないため、ここで他のオーダーや仕入の予定を[[所要量転送>所要管理/所要量転送]]しておけば、[[所要管理]]の機能で「○○日に○○個を用意できます」と回答することができ、[[伝票>SAPの共通用語/伝票]]を入力し[[引当>販売管理/引当]]する。
ちなみにATPとは、納期回答の英語表記Available To Promiseの略である。
その際、必ずしもオーダー分の在庫を確保することができない(近々納入される在庫を含めて)ことがあるが、これをバックオーダー処理と呼ぶ。
本来の意味は単に未処理受注を指すが、SAPでは一般的に[[引当>販売管理/引当]]できていないオーダー残を指し、実在庫の[[入庫>在庫管理/入庫]]ないし在庫補充発注の後、T-Code:CO06で[[引当>販売管理/引当]]することで出荷業務にまわすこととなる。
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