研究開発費とは、新技術・新製品・発明あるいはソフトウエアの製作などのために要した費用を管理するための勘定。
* 概要 [#b847fd33]
厳密な対象は税法上の「試験研究費」であり、租税特別措置法で定められているとのこと。
ただしこれは勘定科目としての「試験研究費」を指すものではないので注意。ややこしやー。
元々は[[開発費>財務会計/開発費]]と同じく[[繰延資産>財務会計/繰延資産]]だったが、要した費用が必ずしも[[製品>品目マスタ/製品]]に直接的に紐づくわけではなく、これを[[資産>財務会計/資産]]として計上することは妥当ではないということで、[[繰延資産>財務会計/繰延資産]]から[[販売費および一般管理費>財務会計/販売費および一般管理費]]としての扱いとなった。
[[開発費>財務会計/開発費]]との明確な違いは何なの？という話だが、簡単に言えばプロジェクト化できるもの・プロジェクト化が妥当なものは[[開発費>財務会計/開発費]]、そうでないものは研究開発費くらいの感じ？
なお、研究開発費と似た言葉に試験研究費（勘定科目としての）があるが、会計上の話で言えば現状では実質的には廃止されており[[繰延資産>財務会計/繰延資産]]としての計上要件があるならば[[開発費>財務会計/開発費]]、そうでないならば研究開発費となる模様。
つまり、試験研究費という科目は使わないということ。
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