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* 概要 [#k6f9b65b]
予め割り当てられている得意先に対する[[売掛金>財務会計/売掛金]]など、既定の[[統制勘定>財務会計/統制勘定]]以外にも使用することが可能な[[統制勘定>財務会計/統制勘定]]のこと。
[[在庫管理]]や[[固定資産管理>財務会計/固定資産管理]]においては予めカスタマイズで割り当てた値を使用することもあり、一般的には得意先や仕入先に対してFB60やFB70で転記する伝票におけるものと解釈して差し支えない。
** 事前準備 [#i5d92b97]
+マスタ設定
対象となる[[勘定科目>財務会計/勘定コード]]の「登録/銀行/金利」タブにある「入力可能統制勘定」にチェック。売掛金と未収金なら、その双方に。
+もし表示されていない場合、SPROの下記パスへ。
# 財務会計(新規)→総勘定元帳(新)→マスタデータ→G/L勘定→準備→定義:勘定グループ
+カスタマイズ設定(代替統制勘定)
そもそも、[[統制勘定>財務会計/統制勘定]]に対して許可する代替統制勘定となる[[勘定コード>財務会計/勘定コード]]を予め指定しておく
財務会計(新規)→債権管理および債務管理→取引→代替統制勘定による転記→定義:代替統制勘定
+カスタマイズ設定(勘定コードグループ)
もし表示されていない場合、SPROの下記パスへ。
財務会計(新規)→総勘定元帳(新)→マスタデータ→G/L勘定→準備→定義:勘定グループ
勘定科目の[[勘定コード表>財務会計/勘定コード表]]と[[勘定グループ>財務会計/勘定グループ]]の組み合わせをクリック→伝票入力で、「入力可能統制勘定」が非表示になっているはずなので、任意入力に変更。
+カスタマイズの追加
変更元と変更先の勘定科目を、下記のメニューパスで設定。
# 財務会計(新規)→債権管理および債務管理→取引→代替統制勘定による転記→定義:代替統制勘定
+マスタ設定(勘定コード)
対象となる[[勘定科目>財務会計/勘定コード]]の「登録/銀行/金利」タブにある「入力可能統制勘定」にチェック。[[売掛金>財務会計/売掛金]]と[[未収金>財務会計/未収金]]なら、その双方に。
+マスタ設定(項目ステータスグループ)
元の統制勘定と代替統制勘定([[売掛金>財務会計/売掛金]]と[[未収金>財務会計/未収金]]とか)の[[項目ステータスグループ>財務会計/項目ステータスグループ]]のコードを合わせなければ伝票入力時にエラーとなってしまうため、コード自体を合わせる。
もし[[項目ステータスグループ>財務会計/項目ステータスグループ]]のコードが異なる場合、双方の違いがいくつかの項目の必須と任意くらいであれば任意に合わせてしまえばよいのだが、入力不可と必須くらいの違いがあると、[[チェック>財務会計/チェック]]で入力を担保する必要があったりするので注意。
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