[[負債>財務会計/負債]]のこと。
* 概要 [#h87a8052]
これだけではあんまりなので、もう少し触れると、[[貸借対照表>財務会計/貸借対照表]]の借方は[[資産>財務会計/資産]]であり、言ってみれば''その会社の持ちもの''を指す。
対する借方は[[負債>財務会計/負債]]と[[資本>財務会計/資本]]で構成され、前者を他人資本、後者を[[自己資本>財務会計/自己資本]]と呼ぶが、これは[[資産>財務会計/資産]]の源泉が自らのものであるか他人のものであるかの内訳であるといえる。
具体的には、株主から1000万円を調達して起業した段階では、下記の[[貸借対照表>財務会計/貸借対照表]]となる。
-会社設立時
# 現預金 1000 / 資本金 1000
ここでは、現預金という[[資産>財務会計/資産]]の構成要素は、[[資本金>財務会計/資本金]]という[[自己資本>財務会計/自己資本]]のみである。
ここで、300万円を借り入れて資金を調達する場合、下記のようになる。
-借入後のB/S
# 現預金 1300 / 資本金 1000
# 借入金 300
これは、現預金1300という[[資産>財務会計/資産]]は、[[資本金>財務会計/資本金]]1000という[[自己資本>財務会計/自己資本]]と、借入金300という他人資本で構成されていることとなる。
他人資本は[[自己資本>財務会計/自己資本]]と違い「いずれは返済しなければならない」という性質を持つため、あまりこの部分が大きいことは歓迎されず、これを測定するために「[[自己資本比率>財務会計/自己資本比率]]」という指標が用いられる。
* 関連 [#y64fee1b]
[[自己資本比率>財務会計/自己資本比率]]
[[他人資本>財務会計/他人資本]]
[[デットエクイティスワップ>財務会計/デットエクイティスワップ]]
[[利益剰余金>財務会計/利益剰余金]]
[[内部留保>財務会計/内部留保]]
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