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価格設定/価格条件タイプ の変更点

Top/価格設定/価格条件タイプ

[[価格設定]]の世界における重要項目で、金額の計算方式や計算基準などを制御する。

* 概要 [#e0ff1046]
下記に、代表的な括りごとの項目詳細を記す。
なお、割り当てる[[検索順序>条件テクニック/検索順序]]については、リンク先参照のこと。

** 管理データ1 [#m04ad7e5]
-[[条件クラス>価格設定/条件クラス]]
-[[条件計算タイプ>価格設定/条件計算タイプ]]
-[[条件カテゴリ>価格設定/条件カテゴリ]]
-丸め規則
-構造条件
-プラス・マイナス区分

** グループ条件 [#v9ed38b2]
-[[グループ条件>価格設定/グループ条件]]フラグ
[[グループ条件>価格設定/グループ条件]]として、明細を跨った基準で算定したい場合に設定。
-丸め差異比較フラグ
ヘッダレベルの条件値と明細レベルの積み上げを比較するか否かで、設定すると最も絶対値が大きい明細に丸め差異が調整される。
-グループキー登録用[[ルーチン>SAPの拡張手段#h9fd20e0]]番号
[[スケール>価格設定/スケール]]の基準となる[[価格設定/条件基礎値]]を計算する[[ルーチン>SAPの拡張手段#h9fd20e0]]を割り当てる。

** 変更可能区分 [#h85c0022]
-マニュアル入力区分
-ヘッダ変更可能区分
-明細変更可能区分
-削除可能区分
-[[条件金額>価格設定/条件金額]]変更可能区分
-[[条件レート>価格設定/条件レート]]変更可能区分
-数量関連変更可能区分
-[[条件計算タイプ>価格設定/条件計算タイプ]]変更可能区分

** マスタデータ [#k8b89303]
-デフォルト有効開始日の提案区分
-デフォルト有効終了日の提案区分
-[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]
-データベースからの[[条件マスタ>条件テクニック/条件マスタ]]削除区分
-条件更新フラグ

** スケール [#s3cdc6fd]
-[[スケール>価格設定/スケール]]基準区分
-[[スケール>価格設定/スケール]]確認規則
-[[スケール>価格設定/スケール]]タイプ
-[[スケール>価格設定/スケール]]計算式[[ルーチン>SAPの拡張手段#h9fd20e0]]
-[[グループ条件>価格設定/グループ条件]]使用時の[[数量単位>ロジスティクス共通/数量単位]]

** 管理データ2 [#pc60b447]
-通貨換算フラグ
-見越フラグ
-[[請求書一覧>販売管理/請求書一覧]]条件フラグ
-会社間請求条件フラグ
-サービス手数料決済フラグ
-[[条件除外>価格設定/条件除外]]区分
-デフォルト[[価格設定日>価格設定/価格設定日]]の提案区分
-[[勘定設定>販売管理/勘定設定]]関連フラグ

** テキスト決定 [#f3004433]
-[[テキスト決定表>テキスト管理/テキスト決定表]]
-[[テキストタイプ>テキスト管理/テキストタイプ]]

* 標準の条件タイプ [#z0eff158]
-SKTO(現金値引)
[[価格設定]]の世界に[[支払条件>財務会計/支払条件]]の値引き率を引っ張ることができる。(※[[支払条件>財務会計/支払条件]]は同じコードで期間別に分けられるが恐らく最も率が高いもの?それとも、同じ期間の1と2でどちらか高い方?)
他にコントロール可能な要素は、[[品目マスタ/販売ビュー]]の[[現金値引区分>品目マスタ/現金値引区分]]で、標準の[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]RVAA01のSKTOには[[限定条件>SAPの拡張手段#u3cfb943]]009が割当たっている。
[[条件カテゴリ>価格設定/条件カテゴリ]]はE。

-KP00(パレット値引)
顧客の[[販売単位>販売管理/販売単位]]を使った値引処理で、標準の[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]RVAA01に含まれる。
[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]の計算式22によって制御される。

-KP01(不完全パレットに対する追加料金)
不完全なパレットについては、得意先がペナルティの追加料金を支払う。
標準の[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]RVAA01に含まれている。

-KP02(混合パレット値引)
各明細の数量を累計し値引額を計算する[[グループ条件>価格設定/グループ条件]]であり、割引額は各明細に配賦される。
[[品目マスタ]]の[[基本数量単位>品目マスタ/基本数量単位]]が同一か[[販売単位>販売管理/販売単位]]への換算係数を持っている場合のみ?
標準の[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]RVAA01に含まれている。

-KP03(不完全混合パレット追加料金)
複数品目の数量が累計され、合計数量の端数部分については追加料金が計算される[[グループ条件>価格設定/グループ条件]]。
標準の[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]RVAA01に含まれている。

-AMIW(最小受注金額)
価格グループをキーに最低の受注金額を設定でき、受注ヘッダの金額が満たない場合は、この金額が正味受注金額となる。
[[条件マスタ>条件テクニック/条件マスタ]]に価格グループを設定し、伝票上の正味額とマスタ上の金額が比較され、差額は自動的に[[条件タイプ>条件テクニック/条件タイプ]]AMIZ(最小追加料金)として上乗せされる。
なお、AMIWは計算の元ネタとなる[[グループ条件>価格設定/グループ条件]]であり、各明細に配賦されるAMIZが実体と言える。
標準の[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]RVAA01に含まれている。

-PMIN(最低価格)
明細レベルで最低価格を[[条件マスタ>条件テクニック/条件マスタ]]に設定でき、販売金額と差額を計算できる。
標準の[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]RVAA01に含まれている。

-EDI1、EDI2(得意先希望価格)
顧客の希望した価格で、[[受注伝票>販売管理/受注伝票]]上でのマニュアル入力が可能。
EDI1では5%、EDI2では100%の差異があれば不完全と見做すことができ、[[不完全決定表>販売管理/不完全決定表]]に抵触する。
[[条件カテゴリ>価格設定/条件カテゴリ]]はJ。

-HM00(マニュアル受注金額)
ヘッダレベルにマニュアルで入力するための[[条件タイプ>条件テクニック/条件タイプ]]で、差額は正味額を考慮して明細に配賦される。
マニュアルで入力後に有効化させ、標準の[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]RVAA01に含まれている。

-DIFF(丸め)
ヘッダレベルで受注伝票の最終金額を切り上げ・切り捨て・四捨五入して丸めを行い、金額を各明細に[[配賦>財務会計/配賦]]する[[グループ条件>価格設定/グループ条件]]。
丸め単位は[[会社コード>財務会計/会社コード]]と[[通貨コード>SAPの共通用語/通貨コード]]による丸め規則に従う。
* まとめ前のメモ [#ma49556f]
-[[消費税>財務会計/消費税]]関連
[[消費税管理]]で割り当てた[[条件タイプ>条件テクニック/条件タイプ]]は、税カテゴリとも呼ばれる。


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