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ロジスティクス共通/取引先機能 の変更点


販売/購買活動における''登場人物''のこと。

* 概要 [#rbda516e]
仕入や支払を行う相手先を[[仕入先マスタ]]、販売や請求を行う相手先を[[得意先マスタ]]としてシステムに登録するが、一言に仕入先マスタ/仕入先や得意先といっても、商いの中での役割や存在意義が異なるため、これを表現する。

* 販売管理での例 [#tcac6126]

-[[受注先>得意先マスタ/受注先]]・・・こちらに注文をくれる先。。
-[[出荷先>得意先マスタ/出荷先]]・・・モノのお届け先。
-[[請求先>得意先マスタ/請求先]]・・・お金を払ってください、と通知する先。
-[[支払人>得意先マスタ/支払人]]・・・実際にお金を払ってくれる先。

トイザらスで言えば、おねだりしている子供は[[受注先>得意先マスタ/受注先]]、お届け先の自宅が[[出荷先>得意先マスタ/出荷先]]、おねだりされてるお母さんが[[請求先>得意先マスタ/請求先]]、財布を出すお父さんが[[支払人>得意先マスタ/支払人]]である。
もちろん相互に登場人物を兼ねることもあり、お父さんがエロ本を買うときで言えば、家に届いても子供が見てしまうしお母さんが[[請求書>販売管理/請求書]]を見てしまってもアレなので、全部お父さんとなる。

なお、これらは標準の取引先機能であり、[[出荷伝票>物流管理/出荷伝票]]や[[請求伝票>販売管理/請求伝票]]を司る単位でもあるが、[[価格設定]]やレポーティングの切り口という側面も持つなど、SAPの世界では重要な存在である。
 勿論コンフィグなので好きに定義すればよろしいが、[[伝票>SAPの共通用語/伝票]]に都度入力するなら煩雑にならない程度にしておかなければユーザは鬱陶しがったり入力ミスのリカバリを考えなければならないし、マスタに持たせるにしろアップロードツールの仕様が複雑化したりすることは忘れてはならない。

* マスタとの関係 [#a4798ff9]

[[得意先勘定グループ>得意先マスタ/勘定グループ]]および[[仕入先勘定グループ>仕入先マスタ/勘定グループ]]や伝票との関係は[[取引先決定表>ロジスティクス共通/取引先決定表]]で表現される。
例えば、「[[受注先>得意先マスタ/受注先]]」という得意先勘定グループは取引先機能の「[[出荷先>得意先マスタ/出荷先]]」として使用することはできるが、その逆はできないなど。
ちなみに、前者には直接売りを立てることがあるので会社ビューがあるが、後者はモノを届けるだけなので住所データしかないため、などが理由として挙げられる。

* 関連 [#zb2186c7]
-[[得意先勘定グループ>得意先マスタ/勘定グループ]]
-[[仕入先勘定グループ>仕入先マスタ/勘定グループ]]
-[[取引先決定表>ロジスティクス共通/取引先決定表]]
-[[得意先マスタ/取引先機能]]
-[[仕入先マスタ/取引先機能]]


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