[[グローバルトレード管理]]における、[[価格設定]]の取り扱い方法のこと。
なお、[[販売管理]]および[[購買管理]]、即ち「普通のSAPの[[価格設定]]」は[[標準価格設定>グローバルトレード管理/標準価格設定]]を参照のこと。
※ここのトピックは完全に自己研究かつ推察も多いので、有識者のRevise求む。
* 概要 [#i6b4383d]
[[標準価格設定>グローバルトレード管理/標準価格設定]]、つまり通常の[[価格設定]]の世界は、それぞれの伝票単位 = ヘッダレベルで[[条件レコード>条件テクニック/条件レコード]]が生成され、伝票条件という項目で表現される。
これが伝票明細単位で詳細化され、[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]の形((正確には条件タブまんま))で管理されることとなる。
余談で蛇足のテクニカル話をすれば、[[標準価格設定>グローバルトレード管理/標準価格設定]]はVBAK-KNUMVやEKKO-KNUMVからKONVに繋ぎ、販売価格設定はWBHIから[[価格設定伝票>グローバルトレード管理/価格設定伝票]]の番号を割り出してテーブルWKBKやWKBPを見ればわかりやすいかもしれない。
販売価格設定はこの構成とは違い、[[価格設定伝票>グローバルトレード管理/価格設定伝票]]という伝票を経由して価格の世界が管理されることとなる。
手軽に試せるのは、標準の[[トレード契約タイプ>グローバルトレード管理/トレード契約タイプ]]なんかで[[トレード契約>グローバルトレード管理/トレード契約]]を入力し、概要画面で明細を選択して電卓ボタンを押してみるといい。
** 主要パラメータ [#x8b28c65]
[[グローバルトレード管理]]の世界のおいて、関連する主要な設定は、下記の通り。
*** 価格設定順序 [#g2abb81b]
まず、[[価格設定順序>グローバルトレード管理/価格設定順序]]を定義する。
ここに販売価格決定タイプや購買価格決定タイプおよび後述の[[一覧項目>グローバルトレード管理/一覧項目]]を設定する。
次に、定義したものを[[TCタイプ>グローバルトレード管理/トレード契約タイプ]]に紐付ける[[販売グループ>グローバルトレード管理/販売グループ]]や[[購買グループ>グローバルトレード管理/購買グループ]]に、割り当てる。
*** 価格設定伝票タイプの定義 [#f4ca1029]
[[価格設定伝票>グローバルトレード管理/価格設定伝票]]のため、[[価格設定伝票タイプ>グローバルトレード管理/価格設定伝票タイプ]]の定義および[[番号範囲>SAPの共通用語/番号範囲]]を割り当てる。
*** 組織との紐付け [#t7a42915]
[[販売組織>販売管理/販売組織]]・[[流通チャネル>販売管理/流通チャネル]]・[[価格表タイプ>価格設定/価格表タイプ]]・[[通貨コード>SAPの共通用語/通貨コード]]の組み合わせに対して、価格設定タイプと参照[[プラント>ロジスティクス共通/プラント]]を割り当てる。
*** TCとのつなぎを規定 [#z7f71b29]
[[価格決定表>価格設定/価格決定表]]と[[一覧項目>グローバルトレード管理/一覧項目]]の組み合わせに対し、[[条件タイプ>条件テクニック/条件タイプ]]・小計項目などを割り当てることで、販売価格設定の世界と[[トレード契約>グローバルトレード管理/トレード契約]]の世界を繋げる。
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