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成果物/オブジェクト命名規約 のバックアップ(No.6)


SAPに定義するリポジトリオブジェクトアドオンについて規定したルール、およびそれを記述したドキュメントのこと。



作成目的

検索効率の向上や可視性の保持により作業や認識の抜け漏れを防ぐことを目的とし、大きく下記の要素に分類する。

なお、実際に定義したオブジェクトは、オブジェクト一覧モディフィケーション一覧コンフィグ定義書のいずれかに記載することで、システムに定義したオブジェクトを網羅的に把握可能とする

大分類

接頭子など、基本のき。

  • ユーザ定義用の接頭文字 有体に言えば頭にZを付与すること。これにより標準かそうでないかが明示される。 ただ、テスト用やバックアッププログラムも混ぜこぜになってしまうため、そちらにはYを使用した方が良いかと思う。 基本的には、ローカルオブジェクトはY始まり、開発クラスに割り当てるものはZ始まりなど明確かつシンプルなルールが好ましい。
  • 業務分類コード
    • システムコード 大抵は、財務会計販売管理のようにモジュール毎に定義する。 これにより、どこのチームが主管となっているかがまる分かりになる。
    • サブシステムコード システムコードの下位構造として、コンポーネントベースで定義するのが適当かと思う。 これにより、どこのチームが主管で誰が担当しているかがまる分かりになる。
  • パッケージ 上記のシステムコードとほぼ1:1で定義される。 但し、Note適用のためのものは住み分けておいた方が良いかもしれない。

プログラム関連

プログラム非関連

作成単位

分けるメリットは皆無なので、システムランドスケープでひとつ。

複数のSAPを導入している企業においては、基本的にはシステムランドスケープが分かれている限りはオブジェクト名が重複していようがどうでもよいといえばよいのだが、同じオブジェクト名・・・例えば同じプログラムIDやテーブル名なのにシステムごとに意味が違うなんて美しくないわけだから、システム共通だとgoodかと思う。

作成担当

会社自身が持っている規約をまんま踏襲する場合や顧客に何らかの機能が導入済みの場合は乗っかるというケースもあるが、プロジェクトで作成する場合は開発チームリードなんかで良いと思う。

作成タイミング

実現化フェーズ開始前まで。

更新ルール

抜け漏れや誤りが無い限りは、基本的には更新しないかと思う。 しいて言えば、モジュールやコンポーネントの追加導入などを行う場合。



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