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SAPの拡張手段/モディフィケーション のバックアップ(No.2)


SAPというシステムに「変更」を入れること。

定義

意味合いとしては二つ存在し、多くの場合は狭義の定義で解釈される。

狭義の定義

Note以外で、SAP標準のプログラムやテーブル構造などを直接変更すること。 とにかく「やっちゃいけません」という風潮なのは、こっち。

広義の定義

基本的に、オブジェクトキーを聞かれるものは、すべてである。 また、コンフィグであっても「変更しないでください」とメッセージが出るものもこちらに属する。

管理について

実施した変更は、モディフィケーション一覧に漏れなく記載すること。

さもなくば、「SAP標準だと○○」という表現を日頃からする我々SAP屋が、拠りどころというか軸足というか、そういうものを失うことになり、またOSSに問い合わせた場合も、「モディフィケーションしてるんでしょ?だからですよ」というどうしようもない対応を受ける羽目になる。

標準パラメータ設定について

なお、「オブジェクトキーを聞かれるものは、すべて」という表現だと、標準パラメータ設定は該当しないことになるが、基本的には変更しないことを推奨。

何故なら、システム上の「振る舞い」について標準のコンフィグに立ち返ることもしばしばあり、上記と同じくこれはSAP標準の動作なのか否かが重要となるシーンもしばしばあるので。

で、あれ?他のプロジェクトでは動きが違ったぞ?なんてことになると、今触れている顧客環境に対して不信感めいたものが芽生えてきたりもする。

そのため、可能な限り標準コンフィグを変更するのではなく、コピー作成するようにしよう。



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