SAPの構成/クライアント のバックアップ(No.1)
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- 1 (2014-06-26 (木) 11:03:17)
- 2 (2015-07-22 (水) 15:58:11)
SAPが動いている環境が家だとすると、部屋のようなもの。 また、組織構造としての顔もある。
概要 †
まず、SAPの組織構造として、またベーシスとして、それぞれの意味として触れていく。
組織構造としてのクライアント †
SAP Help等を見ると、クライアントは会社コードの上位構造である、と表現されている。
これは、中々ピンと来づらい表現だが、使いもしない会社コードは同じクライアントに入れない・設定しないという事実、設計の観点から見るとクライアントの標準通貨がグループ通貨に関与するなどの事実から、うかがう事ができる。
ベーシス視点でのクライアント †
そもそも、SAPはログオンしないと使えない。 これは、外に締めだされていると中のことが何も分からないのと一緒で、まずはお家に入るところから始まる。
- クライアント依存オブジェクトとの絡み これは言わば部屋の中に何があるか、部屋をどう使っているかということ。 がらんどうの部屋もあれば汚部屋もあるだろうが、とにかく部屋の中だけで完結するオブジェクトである。
- クライアント非依存オブジェクトとの絡み こちらは屋根がどうだとか水回りがどうだとか、家人が共有する部分となる。 これは住んでいる皆が影響を受けるところで、逆に家族のルールみたいなもの、という言い方もできる。
その他 †
- 技術名称 MANDTと表記するが、ドイツ語でClientはMandantだから・・・だそうだ。
関連するTr-CD †
- SALE ALE設定。論理システムの定義と割当など。
- SCC1 移送依頼のインポート。検証機に持っていく前に、動作確認をしたい場合などに使用する。
- SCC3 クライアントコピーのログ確認。
- SCC4 クライアントそのものを定義し、終わったらsap*/passが使用できる。
- SCCL クライアントコピーを行う先へログオンし、実施する。
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