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SAPの構成/クライアント のバックアップ(No.1)


SAPが動いている環境が家だとすると、部屋のようなもの。 また、組織構造としての顔もある。

概要

まず、SAPの組織構造として、またベーシスとして、それぞれの意味として触れていく。

組織構造としてのクライアント

SAP Help等を見ると、クライアントは会社コードの上位構造である、と表現されている。

これは、中々ピンと来づらい表現だが、使いもしない会社コードは同じクライアントに入れない・設定しないという事実、設計の観点から見るとクライアントの標準通貨がグループ通貨に関与するなどの事実から、うかがう事ができる。

ベーシス視点でのクライアント

そもそも、SAPはログオンしないと使えない。 これは、外に締めだされていると中のことが何も分からないのと一緒で、まずはお家に入るところから始まる。

  • クライアント依存オブジェクトとの絡み これは言わば部屋の中に何があるか、部屋をどう使っているかということ。 がらんどうの部屋もあれば汚部屋もあるだろうが、とにかく部屋の中だけで完結するオブジェクトである。
  • クライアント非依存オブジェクトとの絡み こちらは屋根がどうだとか水回りがどうだとか、家人が共有する部分となる。 これは住んでいる皆が影響を受けるところで、逆に家族のルールみたいなもの、という言い方もできる。

その他

  • 技術名称 MANDTと表記するが、ドイツ語でClientはMandantだから・・・だそうだ。

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