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SAPの拡張手段/BAdI のバックアップ(No.1)


ユーザExitカスタマExitの後継とも呼べる機能で、Business Add Inの略。BAdIとも書く。

概要

簡単に言ってしまうと、カスタマExitオブジェクト指向版。

・・・というよりカプセル化の色合いが強く、脈絡の無い入出力やグローバル変数の変更などはできない仕組みになっている。*1

便利とかそういうことではなく、「使えるもの、使えないもの」があり、SAPの内部利用専用のものと利用可能なものに分かれる。まぁTr-CD:SE18で見なさいってこった。

いわゆるBADIと呼ばれるクラシックBADI、最近のバージョンから提供されている「クラシックBADIが色々まとまっているイメージ」の新規BADIがある。

ちなみに、通常であれば問題ないのだが、IMPORT MEMORYなどBADIだとコンパイルが通らない命令があったり、購買発注のものなどは引数のアクセス方法が通常と異なることがあるので注意。

なお、ユーザExitカスタマExitが新しく追加されることは金輪際ないらしく、今後はずっとこっち。 何となく抵抗を感じている人も、今後の為にもちゃっちゃと覚えた方がいい。




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*1 仕方なくメモリ渡しするケースはある。が、本来的にはやるべきではないのだろう