SAPの拡張手段/カスタマExit のバックアップ(No.1)
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- 1 (2014-06-26 (木) 11:03:16)
- 2 (2014-12-11 (木) 19:14:07)
SAPが既に用意している拡張用の場所に、顧客要件を実装する手段。
概要 †
標準プログラムは、予め汎用モジュール = カスタマExitを呼び出しており、更にそこにインクルードされているプログラムにコーディングするという性質を持つ。
構成 †
- プロジェクト カスタマExitを住み分ける最上位単位で、用途別に定義するのが一般的か。
ユーザExitとの差異 †
カスタマEXITでは、通常の汎用モジュールと同じく、予め定義してある引数の読み込みと戻り値の更新しかできず、ユーザEXITと比較すると自由度が低い。 が、その分、汎用モジュールの中だけで完結しているとも言うことができ、逆に意図しない更新などのタブーを犯すリスクも低いと言える。
実際のカスタマExit †
請求 †
- EXIT_SAPLV60B_001 構造 acchd におけるヘッダデータ変更 この Exit を使用して、会計伝票のヘッダ情報関連の処理を行うことが できます。たとえば、取引、"登録" 日付および時刻、登録者、伝票を登録したトランザクションを変更することができます。
- EXIT_SAPLV60B_002 得意先明細 ACCIT の変更 この Exit を使用して、会計伝票の得意先明細に関連した処理を 行うことができます。この Exit は、ACCIT に伝票ヘッダ VBRK のデータが書き込まれると処理されます。
- EXIT_SAPLV60B_003 原価計算における得意先明細変更 得意先明細は、原価計算を行う際、さまざまなデータを書き込みます。 Exit 003 を使用して、ACCIT 構造に関連した処理を行うことができます。
- EXIT_SAPLV60B_004 G/L 勘定コード明細 ACCIT の変更 この Exit を使用して、G/L 勘定コード明細に情報 (数量指定など) を 追加することができます。
- EXIT_SAPLV60B_005 見越額のユーザ Exit 見越額の全関連データを G/L 勘定コード明細に入力すると、 この Exit を使用して、入力したデータへの追加を行うことができるようになります。
- EXIT_SAPLV60B_006 管理明細 ACCIT の変更 Exit 006 を使用すると、管理明細に情報を追加することができます。
- EXIT_SAPLV60B_007 賦払計画変更 Exit 007 を使用すると、G/L 勘定コード明細の賦払計画に情報を追加することができます。
- EXIT_SAPLV60B_008 転送構造 ACCCR、ACCIT、ACCHD の変更 会計伝票にデータを書き込んだ後、Exit 008 を使用して、伝票を再度 変更することができます。
- EXIT_SAPLV60B_010 得意先明細の明細テーブル Exit 10 を使用すると、得意先明細の内容を登録する前に関連の処理を 行うことができます。
- EXIT_SAPLV60B_011 現金勘定設定/統制勘定設定パラメータ変更 この Exit を使用すると、受信パラメータを変更し、勘定設定に関連した処理を行うことができます。