SAPのオブジェクト/トランザクションコード のバックアップ(No.1)
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- 1 (2014-06-26 (木) 11:03:00)
受注登録(VA01)やXK01(仕入先マスタ登録)など、SAPに実装された機能を呼び出すコードのこと。 プログラム、プログラム+Dynpro(画面番号)、それら+バリアントなどの単位で定義される。
概要 †
大抵のシステムではユーザメニューから任意の機能を呼び出すことが多いが、SAPにおいてはプログラムが同じでも画面番号やバリアントによって複数の機能を兼ねることも珍しくないこと、また単純に慣れるとメニューよりも素早く機能を呼び出すことができるため、よく利用される。
SAPと仲良しになるための第一歩であり、上級者になっても付き合い続ける存在。
トランザクションコードの種類 †
レポートトランザクション †
レポートプログラムを割り当てたトランザクションコード。 何の変哲もない、普通のトランザクションコード。
ダイアログトランザクション †
ダイアログプログラム+Dynpro番号を指定するトランザクションコード。 何の変哲もない、これも至って普通のトランザクションコード。
バリアントトランザクション †
トランザクションバリアントを割り当てるトランザクションコード。 当然ながら、事前にトランザクションバリアントの作成が必要。 画面の項目の値を決め打ちしたい、変更不可にしたい場合などによく利用される。
パラメータトランザクション †
既に存在するトランザクションコードの項目に事前に定めた値を割り当てるトランザクションコード。
レポートペインタ等で呼び出されるSTART_REPORTが代表的。
設定する項目 †
- 内容説明 言わずもがな。 メニューのタイトルに出たりもするので、翻訳を忘れずに。
- プログラム名 言わずもがな。 レポートプログラムであればプログラム名そのもの。
- 権限オブジェクト まるまんまアドオンなら逆に使わないが、「標準のトランザクションコードで権限だけ追加でチェックしたい!」という場合に、標準トランザクションコードをコピーして割り当てたりする。 が、大抵はトランザクションコード実行権限によってコントロールされることが多いように思う。
Tips †
情報の格納先テーブル †
- TSTC 基本テーブル。
- TSTCT 言語別の名称。 SAPメニューに割り当てられていないトランザクションコードもあるので、ここでキーワードを入れたり販売関連ならV+++で検索して、標準機能や分野メニューおよびコンフィグメニューを探して実用性を探ったり。
- TSTCC HTMLやJavaサポートなどの追加パラメータ。
- TSTCP パラメータトランザクションのテーブル。 TSTPVTがビュー。
- TSTAVT トランザクションコード系のビューはいくつかあるが、その中でも便利なもの。
トランザクションコード関連のトランザクションコード †
- SE93 ここで作成。
- SEARCH_SAP_MENU 名称から検索が可能。
- SM01 トランザクションコードをロックするトランザクションコード。
- SM04 ログオンしているユーザ一覧で、そのユーザが現在利用しているトランザクションコードを確認できる。セッションを切って蹴りだすことも可能。
トランザクションコード一覧 †
- 財務会計/トランザクションコード
- 管理会計/トランザクションコード
- ロジスティクス共通/トランザクションコード
- 販売管理/トランザクションコード
- 物流管理/トランザクションコード
- 在庫・購買管理/トランザクションコード
- 品質管理/トランザクションコード
- グローバルトレード管理/トランザクションコード
- ベーシス/トランザクションコード
- BW/トランザクションコード
- 権限管理/トランザクションコード
- 条件テクニック/トランザクションコード
- 価格設定/トランザクションコード
- 出力管理/トランザクションコード
- テキスト管理/トランザクションコード
- 与信管理/トランザクションコード
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