ABAP/SQL のバックアップ(No.1)
データベースへアクセスするためのSELECTなどのSQL文について。
概要 †
Structured Query Language の略で、RDBMSでのデータ登録や削除といった操作を行う為の言語/命令。
Open-SQLとNative-SQL †
Open-SQL †
Open-SQLとはABAP特有のSQLで、データベースシステムに依存せず、具体的にはSQL ServerだろうがOracleだろうが問わない。 コーディング時の構文チェックの対象となったり、データベースインターフェースを経由する事によりバッファリングが可能となる。
Native-SQL †
データベースシステム依存のSQLで、SQL ServerやOracleのSQL言語を利用する。 構文については各々で仕様が違うので各々の勉強が必要。 ABAPで使用する場合、EXEC SQL命令を使用する。
まとめ †
NativeSQLの場合、バッファにアクセスできなかったり、システムが構文を無視するなど色々な弊害があるため、データベースへのアクセスには、必ずOpenSQLを使用すること。
実際の命令 †
データベース更新用のOpen-SQL命令は、以下の通り。