トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS

ABAP/CHANGING のバックアップ(No.1)


戻り値を受け取るの命令。

概要

この命令は、主にサブルーチンの受け渡しに用いる。

「なんでいちいち受け渡しするの?グローバル変数を使えばいいじゃん」という人もいるが、どこで読み込みどこで編集しているのかを書いた人以外、最悪は書いた人間すらよくわからなくなってしまう。

一々ソースを全部読まなくても、おおまかな処理ブロックに引数戻り値が添えてあれば、大体なにをやっているか想像はつくし追いかけやすいので、面倒がらずにちゃんと書くこと。

用法

概要と同じ。

サンプル

# PERFROM F_FUNC_CHECK_ITEM_MASTER USING L_WA_VBAP-MATNR

# L_WA_VBAP-WERKS

# CHANGING L_SUBRC.

その他

呼び出し先のサブルーチンでエラーメッセージ設定および出力などの判定をするか、呼び出し後の戻り値で判定するかは、それぞれ一長一短。

プログラム単体のことを考えればサブルーチンの中で実施した方がわかりやすくメンテもしやすい。 が、プログラムによってエラーとするのか無視するかなど求められる例外処理は異なるため、外で判定する方式の方が再利用性は高くツブシが効くと言える。

つまりどちらにもメリット・デメリットがあるわけだが、併用するのはやめよう。 コーディングの体系が一貫していないため「このプログラムは信用できない」となってしまい、ある意味で可読性が低くなってしまう。




コメントはありません。 Comments/ABAP/CHANGING

お名前: