ABAP/CHANGING のバックアップ(No.1)
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- 1 (2014-06-26 (木) 11:02:34)
戻り値を受け取るの命令。
概要 †
この命令は、主にサブルーチンの受け渡しに用いる。
「なんでいちいち受け渡しするの?グローバル変数を使えばいいじゃん」という人もいるが、どこで読み込みどこで編集しているのかを書いた人以外、最悪は書いた人間すらよくわからなくなってしまう。
一々ソースを全部読まなくても、おおまかな処理ブロックに引数と戻り値が添えてあれば、大体なにをやっているか想像はつくし追いかけやすいので、面倒がらずにちゃんと書くこと。
用法 †
概要と同じ。
サンプル †
# PERFROM F_FUNC_CHECK_ITEM_MASTER USING L_WA_VBAP-MATNR
# L_WA_VBAP-WERKS
# CHANGING L_SUBRC.
その他 †
呼び出し先のサブルーチンでエラーメッセージ設定および出力などの判定をするか、呼び出し後の戻り値で判定するかは、それぞれ一長一短。
プログラム単体のことを考えればサブルーチンの中で実施した方がわかりやすくメンテもしやすい。 が、プログラムによってエラーとするのか無視するかなど求められる例外処理は異なるため、外で判定する方式の方が再利用性は高くツブシが効くと言える。
つまりどちらにもメリット・デメリットがあるわけだが、併用するのはやめよう。 コーディングの体系が一貫していないため「このプログラムは信用できない」となってしまい、ある意味で可読性が低くなってしまう。
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