トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS

ABAP/AUTHORITY-CHECK のバックアップ(No.1)


権限のチェックを行うABAP命令。

概要

アドオンにチェックを組み込む場合は、権限オブジェクト権限項目を指定し、利用する。

権限を持たない場合は、SUBRCにゼロ以外が設定される。

OBJECT、ID、FIELD

用法

OBJECTには権限オブジェクト、IDには権限項目、FIELDには値を設定する。

サンプル

# AUTHORITY-CHECK OBJECT 'F_BKPF_BUK'

# ID 'ACTVT' FIELD '03'

# ID 'BUKRS' FIELD P_BUKRS.

#

# IF SY-SUBRC <> 0.

# MESSAGE E800(FR) WITH P_BUKRS.

# ENDIF.

FOR USER(ユーザ)

用法

実行者以外のユーザで権限チェックしたい場合に使用する。 例えば、データをプールしておいてから一括処理する場合など。

サンプル

# PARAMETERS

# P_USER TYPE SY-UNAME DEFAULT SY-UNAME.

#

# ATSELECTION-SCREEN.

#

# AUTHORITY-CHECK OBJECT 'F_BKPF_BUK' FOR USER P_USER

# ID 'ACTVT' FIELD '03'

# ID 'BUKRS' FIELD P_BUKRS.

#

# IF SY-SUBRC <> 0.

# MESSAGE E800(FR) WITH P_BUKRS.

# ENDIF.

その他

SUBRCに設定される値は、下記の通り。

内容
0権限は正常であるか、 またはチェックが実行され ませんでした。権限オブジ ェクトに対する権限がユー ザマスタレコードにありま した。その値セットには、 指定された値が含まれています。
4権限チェックは正常に 行われませんでした。実際 に、ユーザマスタレコード に権限オブジェクトに対する権限が 1 つ以上見つかり、それらの 権限には指定された値では なく値セットが含まれてい ます。または、正しくない 権限項目もしくは膨大な数の権限項目が指定されました。
12ユーザマスタレコード には、権限オブジェクトに 対する権限がありませんでした。
24見つかった権限項目が 正しくないか、または権限 項目の数が正しくありません。リリース 6.20 からは、このリターンコ ードは設定されなくなります。リリース 4.6 までは、 プロファイルパラメータ "auth/new_buffering" の値が 3 未満の場合に 限り、このリターンコードが設定されていました。
40userに無効なユーザ ID が入力されています。




コメントはありません。 Comments/ABAP/AUTHORITY-CHECK

お名前: