ABAP/AUTHORITY-CHECK のバックアップ(No.1)
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- 1 (2014-06-26 (木) 11:02:33)
権限のチェックを行うABAP命令。
概要 †
アドオンにチェックを組み込む場合は、権限オブジェクトと権限項目を指定し、利用する。
権限を持たない場合は、SUBRCにゼロ以外が設定される。
OBJECT、ID、FIELD †
用法 †
OBJECTには権限オブジェクト、IDには権限項目、FIELDには値を設定する。
サンプル †
# AUTHORITY-CHECK OBJECT 'F_BKPF_BUK'
# ID 'ACTVT' FIELD '03'
# ID 'BUKRS' FIELD P_BUKRS.
#
# IF SY-SUBRC <> 0.
# MESSAGE E800(FR) WITH P_BUKRS.
# ENDIF.
FOR USER(ユーザ) †
用法 †
実行者以外のユーザで権限チェックしたい場合に使用する。 例えば、データをプールしておいてから一括処理する場合など。
サンプル †
# PARAMETERS
# P_USER TYPE SY-UNAME DEFAULT SY-UNAME.
#
# ATSELECTION-SCREEN.
#
# AUTHORITY-CHECK OBJECT 'F_BKPF_BUK' FOR USER P_USER
# ID 'ACTVT' FIELD '03'
# ID 'BUKRS' FIELD P_BUKRS.
#
# IF SY-SUBRC <> 0.
# MESSAGE E800(FR) WITH P_BUKRS.
# ENDIF.
その他 †
SUBRCに設定される値は、下記の通り。
値 | 内容 |
0 | 権限は正常であるか、 またはチェックが実行され ませんでした。権限オブジ ェクトに対する権限がユー ザマスタレコードにありま した。その値セットには、 指定された値が含まれています。 |
4 | 権限チェックは正常に 行われませんでした。実際 に、ユーザマスタレコード に権限オブジェクトに対する権限が 1 つ以上見つかり、それらの 権限には指定された値では なく値セットが含まれてい ます。または、正しくない 権限項目もしくは膨大な数の権限項目が指定されました。 |
12 | ユーザマスタレコード には、権限オブジェクトに 対する権限がありませんでした。 |
24 | 見つかった権限項目が 正しくないか、または権限 項目の数が正しくありません。リリース 6.20 からは、このリターンコ ードは設定されなくなります。リリース 4.6 までは、 プロファイルパラメータ "auth/new_buffering" の値が 3 未満の場合に 限り、このリターンコードが設定されていました。 |
40 | userに無効なユーザ ID が入力されています。 |
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