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財務会計/他人資本 のバックアップ(No.1)


負債のこと。

概要

これだけではあんまりなので、もう少し触れると、貸借対照表の借方は資産であり、言ってみればその会社の持ちものを指す。 対する借方は負債資本で構成され、前者を他人資本、後者を自己資本と呼ぶが、これは資産の源泉が自らのものであるか他人のものであるかに起因する。

具体的には、株主から1000万円を調達して起業した段階では、下記の貸借対照表となる。

  • 会社設立時

    # 現預金 1000 / 資本金 1000

ここでは、現預金という資産の構成要素は、資本金という自己資本のみである。

ここで、300万円を借り入れて資金を調達する場合、下記のようになる。

  • 借入後のB/S

    # 現預金 1300 / 資本金 1000

    #   借入金 300

これは、現預金1300という資産は、資本金1000という自己資本と、借入金300という他人資本で構成されていることとなる。

他人資本は自己資本と違い「いずれは返済しなければならない」という性質を持つため、あまりこの部分が大きいことは歓迎されず、これを測定するために「自己資本比率」という指標が用いられる。



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