管理会計/管理領域 のバックアップ(No.1)

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  • 1 (2014-06-26 (木) 11:04:49)

外部会計≒財務会計を遂行する単位たる会社コードとは異なり、内部会計とも呼ぶべき企業の企業による企業のための会計を行う単位。

はじめに †

Controllingの略でCOと呼ばれるが、何をコントロールするのか主語のないところにイラっとする。 Management Accountingの方が、伝わりやすいしスマートなので好き。

概要 †

大きくは、下記の要素をコントロールする。

• 会社コードとの紐付け 考え方として、法人と同等（会社コード = 管理領域）であるか、複数法人を束ねるか。 管理会計上の考え方を鑑みると、実質そうなっていようが1:1で定義する意味は無い。

• 基軸通貨の設定 通貨タイプという項目を用いて、管理領域が基軸とする通貨を決定する。 殆どの場合は管理領域通貨＆Head Quoterが分析を望む通貨コードを設定する。

• 勘定コード表の割当 当然ながら、異なる勘定コード表が割り当てられている会社コードを同一管理領域に紐付けることはできない。

• 会計年度バリアントの割当 当然ながら、異なる会計年度バリアントが割り当てられている会社コードを同一管理領域に紐付けることはできない。 これは広く認識されるところではあるが、実は中身（設定内容）さえ同じであればコード自体は違ってもok。
• 使用するコンポーネントの設定
  • 原価センタ会計を使用するか否か
    • 管理領域の直下に紐付ける原価センタグループの割当
  • 利益センタ会計を使用するか否か
    • 管理領域の直下に紐付ける利益センタグループの割当
  • 未確定債務管理を使用するか否か
    • 受注で使用するか否か
  • 活動基準原価計算を使用するか否か
    • 活動タイプを実績対象とするか否か

• CO番号範囲の割当 会計年度と業務トランザクションごと。

• バージョンの割当 会計年度ごと。計画/実績いずれか両方かなどを設定。