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価格設定/価格設定タイプ のバックアップ(No.1)


価格の決定規則のこと。

概要

用途は下記の二つ。

  • 伝票入力中の再決定
    • 入力中 価格の決定要素を追加入力し、その後「引っ張りなおす」という場合。 ヘッダなり明細なりの条件タブで、新価格決定(だか更新)ボタンで使用可能。
    • 事後 伝票の保存後に条件マスタを登録した場合時間がたってから価格設定し直す場合。 受注伝票一覧etcから一括で更新らしい。*1
  • コピー規則への割り当て 出荷伝票参照の請求伝票登録など、販売伝票間の参照登録時における価格設定のコントロール方法を指す。

参照伝票の踏襲であったり、新規決定であったり、マニュアル入力要素のコピー+新規決定だったりする。 標準のドメインで定義されている値と動きは、下記の通り。

テキスト動作
A価格要素のコピー/スケール価格の再決定条件タイプは再決定せず、スケールのみ更新
B新価格設定の実行完全なる新規価格設定。マニュアル条件は消える。
Cマニュアル入力の価格要素のコピー/他要素の再決定マニュアル入力されたものはコピー、それ以外は新規価格設定。但し、条件タイプの設定をマニュアル入力優先にしておかなければ古いものと新しいものが二つ出てきてしまったりするので注意。
D価格要素のコピー (変更なし)Aとほぼ同じだが、こちらはスケールも更新しない。但し、価格設定/条件基礎値と金額は更新される。
E価格要素の採用/値の固定Dとほぼ同じだが、こちらは価格設定/条件基礎値と金額も更新しない。
F価格要素のコピー/金額の変更と固定内部使用?
G価格要素のコピー (変更なし)/税の再決定条件クラスがC(数量基準リベート)かD(税)、または条件カテゴリがI(会社間請求条件)、R (請求書一覧条件)、L(コピー時新規決定)、G (原価条件)、E (現金割引条件)を再決定。それ以外はDと一緒。
H運賃条件の再決定条件カテゴリがB(配送費用)、F (運賃条件)、L(コピー時新規決定)を再決定。それ以外はAと一緒。
Iリベート条件の再決定リベートと、そのスケールを再決定。
J確定された正味購買価格/金額の再決定 (KNTYP=d)条件カテゴリがd(確定された購買価格/金額)のみ再決定。
K価格要素/請求価格の採用 - 税の再決定条件クラスがC(数量基準リベート)かD(税)、または条件カテゴリがI(会社間請求条件)、R (請求書一覧条件)、E(数量基準リベート)を再決定。それ以外はDと一緒。
Mリターン値/価格要素のコピー再決定はしないが、条件金額に-1が乗算される。
N価格要素/新原価の転送条件カテゴリがG (原価条件)を再決定。・・・が、これをやってしまうと出庫金額に基づいた品目原価にならないので、普通はやらない。
Oバリアント条件の再決定 (KNTYP=O)条件カテゴリがO (バリアント条件)を再決定。
Q計算条件の再決定 (KNTYP=Q)条件カテゴリがQ (計算条件)を再決定。
R価格要素とボーナス条件の適用
U貴金属条件の再決定 (KNTYP=U)条件カテゴリがU (貴金属条件)を再決定。
Xユーザ用 XユーザExitRV61AFZAのUSEREXIT_PRICING_RULEで任意のコーディングをしたものを呼ぶための値。
Yユーザ用 Y
Zユーザ用 Z
1ユーザ用 1
2ユーザ用 2
3ユーザ用 3
4ユーザ用 4
5ユーザ用 5
6ユーザ用 6
7ユーザ用 7
8ユーザ用 8
9ユーザ用 9

メモ

書いてから思ったが、Note:24832のがわかりやすいかも。


*1 ちょっと乱暴なので、あまりオススメしない