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プロジェクト/キーユーザトレーニング のバックアップ(No.1)


ユーザ教育において、受講者を管理者クラスの利用者レベルとする方法のこと。 末端の利用者には、キーユーザからトレーニングを実施する。

概要

  • リソースの消費
    • 講師 対象者が少なくなるため、エンドユーザトレーニングと比較すれば、費やす時間も負荷も低い。
    • キーユーザ 受講者にも講師にもなるため、エンドユーザトレーニングと比較すれば、準備・実施・フィードバック等の負荷は非常に大きい。 また、トレーニングはあくまで実業務の傍らで実施するため、双方の過剰な負荷にやさぐれてしまうリスクもある。
    • エンドユーザ エンドユーザトレーニングと差は無い。
  • トレーニング結果の傾向
    • 講師 受講者が少なくなるため一人あたりに費やせる時間が増え、エンドユーザトレーニングと比較すれば満足度は高くなりやすい。
    • キーユーザ システムをデザインし実装した人間から管轄範囲以上の教育を受けるため、エンドユーザトレーニングとは違う意味で、システム全体への理解度は高くなる。
    • エンドユーザ スペシャリストから教わるわけではないため、一定程度より上の理解度には至らない。 特に例外処理やシステムトラブルは、キーユーザがプロジェクトメンバに逐次問い合わせなければ回答できないことも多いため、QA回答のリードタイムが長くなる欠点もある。