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SAPのオブジェクト/バリアント の変更点


SAPが実現している素晴らしい機能の一つで、画面の入力項目や必須/任意入力などの項目属性を制御が可能。

-よく使用する値などを記録し、手間とミスを省く

* 概要 [#oc11fe2d]
-よく使用する値などを記録し、入力の手間を省きミスを防ぐ
-システムトラブルの際、再現する条件を保存する証拠残しとして
-仕様が曖昧だったりする場合、コーディングせずにバリアントに保持し、[[トランザクションコード>SAPのオブジェクト/トランザクションコード]]に割当
-誰でもすべてのデータを取扱い可能なよう開発しておき、利用者層ごとに選択条件を保存し、[[トランザクションコード>SAPのオブジェクト/トランザクションコード]]に割当
-SAPジョブあるいはJP1などの外部ジョブ管理システムからジョブを割り当てるため
-抽出条件の仕様や対象データのコードが曖昧だったりする場合、コーディングせずにバリアントに保持し、[[トランザクションコード>SAPのオブジェクト/トランザクションコード]]に割当をすることで仕様変更の手間を減らす
-仕様としては誰でも全てのデータを取扱い可能なよう開発しておき、利用者層ごとに選択条件を保存した[[トランザクションコード>SAPのオブジェクト/トランザクションコード]]に割当することで、[[権限>権限管理]]をコントロールする

などの用途で利用する。

* 概要 [#oc11fe2d]
** バリアントの種類 [#g13bf53b]
-一般的なバリアント
上記の用途で利用される、ごくごく一般的なバリアント。
誰でも保存や更新ができることは、メリットでもありデメリットでもある。
-[[システムバリアント>SAPのオブジェクト/システムバリアント]]
上記「一般的なバリアント」に特徴を持たせたもの。
バリアント名称は''CUS&''で開始する必要があり、クライアント000に格納される、最終変更ユーザしか変更できない、全クライアントで利用可能、プログラムの初回移送時に自動的に移送される等の特徴を持つ。
-[[トランザクションバリアント>SAPのオブジェクト/トランザクションバリアント]]
その名の通り、トランザクションコードで呼び出される機能に対して登録するバリアント。
その名の通り、[[トランザクションコード>SAPのオブジェクト/トランザクションコード]]で呼び出される機能に対して登録するバリアント。
画面に予め固定値を埋め込む、特定の項目に入力させない或いは必須項目に属性を変更する等。
-[[ビューバリアント>SAPのオブジェクト/ビューバリアント]]
T-Code:SM30などでテーブルを更新する際に、全データを編集させるのではなく部分的に編集させるための機能。
例えば複数会社を導入する事例で、会計期間オープンクローズを自分の会社だけに限定させるなどの用途。
-[[バリアント変数>SAPのオブジェクト/バリアント変数]]
バリアントに割り当てるための変数。実行時から見た「月末」や「翌営業日」などを保持することができ、選択条件の初期提案やJOB実行時の条件指定などに利用される。

** まとめ前のメモ [#g4133b52]
-[[汎用モジュール>SAPのオブジェクト/汎用モジュール]]RS_VARIANT_VALUES_TECH_DATAで、バリアントの情報を取得することができる。プログラムIDとバリアント等を指定しVARIANT_VALUESには[[選択画面>ABAP/選択画面]]の項目(S or P、I、EQ、値)、VARIANT_TEXTには[[選択画面>ABAP/選択画面]]の項目とテキスト。

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