SAPのオブジェクト/論理データベース
Last-modified: 2014-11-07 (金) 17:20:00
データ取得のために必要な、選択画面、SELECT命令、権限チェックなどをまとめた、再利用可能なデータ取得用オブジェクトのこと。
概要 †
実際には、パフォーマンスの悪さから現在では使われていない技術の一つ。 既に構築されたSAP標準のアプリケーションプログラムでは組み込まれている場合が多く、「登録をする」「使う」というよりかは、「使われているプログラムを解読する」技術のほうが使われる場面が多いかもしれない。
そもそもの役割としては、複数の呼び出し元プログラムに対して同じデータを返す、複数の呼び出し元プログラムに対して同じ選択画面を使わせる、複数の呼び出し元プログラムでイチイチ権限チェックをしなくても論理データベース側で一括して行う、データ取得部を共通化することで保守性を向上させる・・・などがある。 ただ、それって汎用モジュールや共通インクルードでよい気がする。
利用方法 †
データソース(テーブル)を予めノードとして登録をしておく(ノードはリレーショナルに基づき、階層的に登録される)。 その際、論理データベース内のプログラムとして選択画面や権限チェック、データの取得方法なども構築される。 プログラムの中で利用する際には、NODES命令、及びGETイベントなどを利用してデータ取得/加工する。
プログラムで指定しなければ、START-OF-SELECTIONの最後?で呼び出されるらしく、明記されていればGET命令で取得、その後PUTイベントが呼ばれ、GETイベントがトリガされる。
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