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Exciter

Last-modified: 2016-01-29 (金) 12:38:00
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掲示板で書き込むと名前がページ参照になるので、気まぐれに書いてみます。

自己紹介

2003年よりSAP関連の業務に従事し、早いもので2012年で10年目になります。 暫くはフリーとして活動し、2011年に法人化、株式会社Exciterを設立しました。

SAPだけでなく勘定奉行ほか基幹システム全般、プロジェクトマネジメント請負、WindowsやOfficeなどのヘルプデスク、Webサイトの立ち上げなど幅広く取り扱っています。 でもやっぱりSAPが一番好きです。

一番ドキドキするのはプロジェクトの提案が通るまでの滞空時間、一番楽しいのは業務課題を解決するためのプロジェクトを請け負って一人で要件定義から開発まで流しているとき、一番幸せなのはユーザトレーニングで「いいね!」が貰えたとき*1、一番ニヤニヤするのはそのプロジェクトの請求書を書いているときです。

得意モジュールは強いて言えばSDやGTMですが、SAPは販売管理システムでも在庫管理システムでもなく企業活動の管理システムと考えます。 そのためマルチモジュールに心得は必要があって当然と考え、SD/MM/GTM/FI/COは一通り触れてきました。当然ながら、いずれもまだまだ修行中ですが。。。

SAPというシステムについて

移送の仕組み、クライアント依存と非依存という考え方、マスタの階層構造、ログを残し照会する手段が豊富に用意されている変更管理、多言語対応、周辺業務と財務会計および分析系との密な結合、国や業態を選ばずプロセスの標準化が可能な設計思想と実装、EXITなどのパッケージ機能には直接手を加えずにユーザ要件を盛り込むことができる拡張性のある機構、どれをとってもSAPが最強です。

ですが、当然ながら欠点もあります。

  • 長所の反面、多くの企業にとってはオーバースペック
  • 他のシステムと比べると、導入費用だけでなくライセンス料やアプリ保守料もべらぼうに高い
  • その割に導入企業へのベネフィットが充分でない場合、充分なベネフィットを提供できなかった導入事例が多い
  • その原因の大きな部分として、導入ベンダ側にSAPと顧客業務の双方への高度な理解が求められることとがある
  • つまり導入ベンダに充分なナレッジと業務知識がない場合は失敗プロジェクトになり得る(当然ユーザ側に責がある場合も多々ありますが、客が悪いと言っていても仕方がないので。。。)
  • その結果として、ユーザにSAPやシステムそのもの或いはITベンダに対する不信感を植え付けてしまった

こういった背景があるため、今でもSAPは金ばかりかかる役立たずと評するユーザは少なくなく、SAPはオワコンと叫ばれ、他のシステムに乗り換えられてしまうという残念な結果も耳にします。

しかしながら、色々な意味でSAPを凌駕するパッケージが出てこない限り、SAPは基幹システムの最高峰であり続けます。

これについて、株式会社Exciterは、どうか全世界のユーザによりよくSAPを利用して頂けるよう、日々精進して参りたいと考えています。



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*1 綺麗事は抜きにしても、喜んでもらえた時はハッピーなものです