ABAP/AT USER-COMMAND
Last-modified: 2016-06-15 (水) 12:00:00
一覧処理において、機能コードが割り当てられたアクションを拾うためのイベントブロック。
概要 †
用法 †
用法は、まんま上記のとおりなのだが、「AT USER-COMMANDをトリガしない動作」に触れた方が早いかもしれない。
- 一覧処理でない機能コードの処理。Dynproは言うまでもなく、選択画面ならAT SELECTION-SCREEN。
- 機能コードPICK~AT LINE-SELECTIONをトリガ
- PF01-24~AT PFxxをトリガ
- %で始まる機能コード~システム機能として解釈されるため
機能コード | 機能 |
%CTX | コンテキストメニューの呼出 |
%EX | 終了 |
%PC | ファイルに保存 |
%PRI | 印刷 |
%SC | 検索 |
%SC+ | 検索続行 |
%SL | オフィス内を検索 |
%ST | レポートツリーに保存 |
- SAP標準として定義されているであろう機能コード
機能コード 機能 BACK 前画面 P- 前ページまでスクロール P-- 第一ページまでスクロール P+ 次ページまでスクロール P++ 最終ページまでスクロール PFILE name アプリケーションサーバの標準ディレクトリの中で、標準の文字表記によって abap.lstと命名されたテキストファイルの中に一覧行が保存されます。name を使用して名称を入力した場合、その名称は小文字へと変換され、ファイル名として使用されます。 PL- ページの先頭行までスクロール PL-n n行前にスクロール PL+ ページの最終行までスクロール PL+n n行後にスクロール PNOP 効果なし PP- 1ページ分前にスクロール PP-n nページ分前にスクロール PP+ 1ページ分後にスクロール PP+n nページ分後にスクロール PPn nページ目の先頭までスクロール PRI, PRINT 印刷 PS-- 先頭列までスクロール PS++ 最終列までスクロール PS- 1列分左にスクロール PS-n n列分左にスクロール PS+ 1列分右にスクロール PS+n n列分右にスクロール PSn n列目までスクロール PZn n行目までスクロール RW 取消
サンプル †
AT USER-COMMAND. CASE SY-UCOMM. WHEN 'Z001'.
CASE文で分岐させることが多い。
その他 †
一覧処理に関連する命令にはWRITE、AT LINE-SELECTION、TOP-OF-PAGE、END-OF-PAGE、AT PFxxなどがある。
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