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販売管理/無償品

Last-modified: 2014-06-26 (木) 11:05:00
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顧客に対価を請求しない提供方法のこと。

概要

無償出荷は、代品出荷のようなクレーム処理の一環であったり、サンプル品の提供などサービスの一環であったりするが、こちらは「オマケ」や「お得な」という購買意欲を刺激する性質が強い。

なお、伝票カテゴリがC(受注)であることが前提で、Iの無償出荷や引合伝票などでは動作しない。

実現手段

マニュアル入力はもちろん可能であるが、基本的には条件テクニックとコピー規則を用いる。

方式

内増し方式

例えば、@10USDの商品20kgのオーダーに対し、15kg分の対価で提供すること。 顧客にしてみれば、本来であれば20kgで200USDのところを15kg分の値段の150USDで仕入れることができる。 納入数量は変わらず、50USDお得。

外増し方式

例えば、@10USDの商品20kgのオーダーに対し、20kg分の対価で25kg提供すること。 顧客にしてみれば、本来であれば20kgで200USDのところをタダで5kg仕入れることができる。 商品対価は変わらず、5kgお得。

まとめ前のメモ

無償品の数量計算タイプ

元とする数量を、無償品数量・追加数量・伝票数量の何れとするかを定義し、ルーチンを割り当てる。 標準のF1ヘルプにある例をそのまま貼ると、無償品量が100個、追加数量が3個、伝票数量が280個の場合は下記の計算式となる。

  • 比率計算 280 / 100 * 3 = 8 個
  • 単位参照計算 200 / 100 * 3 = 6 個*1
  • 全単位計算 0 個*2

無償品の出荷

無償品はもちろん出荷伝票に自動的にコピーされ、出荷時には無償品決定が行われない。 条件マスタには無償品明細の出荷の設定に5つのオプションがある。

トレースとトラブルシュート

意図通りに動かない場合は、受注伝票の入力中に、メニューの関連処理→分析→無償品→オンとすることで、価格の分析のように動きのトレースが可能。 これは、無償品だけでなく、その他の受注の基本機能でも利用できる。



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