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財務会計/資本準備金

Last-modified: 2016-05-02 (月) 14:24:00
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資本準備金とは、会社設立時の株主からの払込金額や新株発行のうち、資本金に組み入れられなかった部分の金額(株式払込剰余金)が積み立てられたものをいい、英語ではCapital Reserve。

よく資本金と資本準備金と資本剰余金が混同されるが、会社設立時の株主からの払込金額や新株発行を源泉とするという意味では資本金と資本準備金は同じグループと言える。

ではなぜ資本準備金が存在するかというと、資本金と同じ性質を持ちながら資本金よりも扱いが軽いというのがポイント。

例えば会社設立時に全額を資本金とした場合は初年度の赤字を繰り越したり赤字をなくそうと思ったら減資しなければならないが、資本金の変更には登記しなければならなかったり手続きが面倒だし、赤字だから減資しますなんて対外的な信用も鑑みれば軽々にできたものではない。 そもそも、資本金の額は大きければ大きいほどいいなんてもんじゃないし。

その点、準備金にしておけば欠損の補填を行うにしても取り崩しだけで済むし、資本金の額の変更やそれに伴う手続きは不要となる。



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