財務会計/支払保留
Last-modified: 2018-11-07 (水) 17:58:00
支払保留を設定することで、その名の通りその明細の支払を保留することが可能となる。
概要 †
支払保留コードごとに制御が可能なのは、下記3点。
- 支払提案変更 支払プログラムの支払提案にて変更することができるか否かを制御。フラグが立っている支払保留なら提案変更できるし、フラグが立っていない支払保留が割り当てられている明細なら提案の変更ができない。
- マニュアル支払保留 マニュアル消込でも対象データとならない(有効化できない)
- 変更不可能 支払保留の解除や変更にはSAPワークフローで変更しなければならず、通常の変更T-Codeで値を変更すること自体ができないとのこと。(財務会計の支払リリースワークフロー (サンプルワークフロー WS004000012)参照) これが設定されている支払保留コードを設定すると「支払発行機能が非有効です」とエラーになったため、使うには何らかの設定が必要と思われる。
なお、パラメータ設定で支払条件ごとに支払保留の初期値が設定可能。 格納テーブルはT008で、テキストテーブルはT008T。
SAP標準のコード †
支払保留 | 支払提案変更 | マニュアル支払保留 | 変更不可能 | テキスト |
支払可能 | ||||
* | 勘定スキップ | |||
9 | X | 連帯責任ブロック | ||
A | X | 支払保留 | ||
B | X | マニュアル支払保留 | ||
I | CML: 投資家契約 | |||
N | X | 入金の後処理 | ||
P | X | X | 支払請求 | |
R | 請求書照合 | |||
V | X | 支払消込 |
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