財務会計/売上原価会計
Last-modified: 2014-06-26 (木) 11:05:00
概要 †
何社も見ているが、使っている会社は未だ見たことが無い。 どうやら機能領域を使うらしいが浸透しておらず、下記の理由が考えられる。
- 機能領域自体がメジャーな項目でない それはSAPエンジニアの不勉強だろ!という声も聞こえてきそうだが、それを棚に上げると「これだけ長い歴史の中で必要とされてこなかった」「勘定や組織構造などで代替可能だった」とも言えるのでは。
- 機能領域を切り口とした計画データの管理が微妙 売上原価は財務会計の考え方だが、管理するとなると、計画の策定や実績とのモニタリングを避けて通ることはできない。 これについて、機能領域は末端の勘定や組織のようでそうでもなく、また、それらから導出できるグループ項目的なものでもない。 最も大きいポイントは、そういった機能領域の性質が、例えば実績と計画を対比した時に予定通りになっていなかったとして、アクションアイテムを生まないことが問題ではないかと考える。 組織や製品の分類でもないため、責任の所在が明確になるわけでもなし。
- 機能の切り口として不足 例えば標準レポートの切り口に無かったりする、原価センタで配賦する際のレシーバに無いなど、あまり使い勝手の良い項目でないことも利用されない一因か。 (※ただし、機能領域は非常にざっくりとした分類であるため、これを配賦のネタにしようという発想自体が間違っているのかもしれない)
参考URL †
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