財務会計/反対仕訳
Last-modified: 2018-11-07 (水) 17:46:00
計上した会計伝票の取消のことで、いわゆる赤伝。
英語ではReversal posting等と表現され、トランザクションコードはFB08。 ちなみに一括反対仕訳はMass Reversal Postingで、F.80。
会計伝票に限らず、SAPの殆どの伝票では物理的な伝票の削除を行わず、こういった手法を取ることが多く、物理的に直接削除できるのは未転記伝票や受注伝票および出荷伝票など一部の伝票のみ。
ざっくりとした特徴として、以下の点が挙げられる。
- 元伝票との整合性を保持するため、反対仕訳伝票には情報の入力や変更は殆どできない
- 反対仕訳には未転記がなく、一撃で会計認識される。そのため、承認行為をするためにはワークフロー等をトリガとして行うか、反対仕訳を行ってから事後承認するかのどちらかとなる
- 基本的には元伝票を「ひっくり返す」処理となるが、その挙動は実行時に指定する反対仕訳理由によって変わってくる。
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