財務会計/会計期間オープン・クローズ
Last-modified: 2015-08-07 (金) 16:38:00
会計転記してよい日付をコントロールする、財務会計での定期処理。 ロジにおいては品目締め処理があるが、そもそもこちらがオープンしていなければならない。
概要 †
コントロールする要素は、下記の通り。
- 会計期間バリアント 会社コードに紐付けられた項目。 理論的には複数会社を同一の会計期間バリアントに紐付けても構わないが、法人ごとに月次締めや決算のスケジュールは少なからず違うだろうし、基本は会社コード別。
- 勘定コードの番号範囲 勘定コードのコード自体で縛ることができる。 コード体系を規定していれば可能であるが、実際の制限は「在庫とそれ以外」というような住み分けしかないのが一般的であり、ブランク〜ZZZZZZZZZZが指定されることが多い。
- 権限グループ 例えば経理部の特定のユーザというように、特別な人間のみ転記権限を与える場合に使用する。 ここに入力した値を、ユーザマスタに割り当てた権限ロールの権限オブジェクトF_BKPF_BUPの値に割り当てる。
更新について †
なお、T-Code:OB52などは全ての会社コードに割り当てられている全ての会計期間バリアントに対して変更が可能であるため、利用する会社コードごとに更新可能な範囲を絞り込むビューバリアントを定義するのが有用である。
【スポンサードリンク】
amazon_book_sap_system_implement is not found or not readable.
コメントはありません。 Comments/財務会計/会計期間オープン・クローズ