財務会計/代替統制勘定
Last-modified: 2019-03-01 (金) 17:02:00
概要 †
予め割り当てられている得意先に対する売掛金など、既定の統制勘定以外にも使用することが可能な統制勘定のこと。
在庫管理や固定資産管理においては予めカスタマイズで割り当てた値を使用することもあり、一般的には得意先や仕入先に対してFB60やFB70で転記する伝票におけるものと解釈して差し支えない。
事前準備 †
- カスタマイズ設定(代替統制勘定)
そもそも、統制勘定に対して許可する代替統制勘定となる勘定コードを予め指定しておく
財務会計(新規)→債権管理および債務管理→取引→代替統制勘定による転記→定義:代替統制勘定
- カスタマイズ設定(勘定コードグループ)
もし表示されていない場合、SPROの下記パスへ。
財務会計(新規)→総勘定元帳(新)→マスタデータ→G/L勘定→準備→定義:勘定グループ
勘定科目の勘定コード表と勘定グループの組み合わせをクリック→伝票入力で、「入力可能統制勘定」が非表示になっているはずなので、任意入力に変更。 - マスタ設定(勘定コード) 対象となる勘定科目の「登録/銀行/金利」タブにある「入力可能統制勘定」にチェック。売掛金と未収金なら、その双方に。
- マスタ設定(項目ステータスグループ) 元の統制勘定と代替統制勘定(売掛金と未収金とか)の項目ステータスグループのコードを合わせなければ伝票入力時にエラーとなってしまうため、コード自体を合わせる。 もし項目ステータスグループのコードが異なる場合、双方の違いがいくつかの項目の必須と任意くらいであれば任意に合わせてしまえばよいのだが、入力不可と必須くらいの違いがあると、チェックで入力を担保する必要があったりするので注意。
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