物流管理/出庫確認
Last-modified: 2016-02-18 (木) 12:39:00
出荷管理において出荷活動の完了を意味するアクションで、具体的には実際に在庫を払い出したり受け入れたりすること。
「転記する」というアクションという意味で、入出荷の別なく使用されることもある言葉だが、厳密には出庫転記あるいは出荷伝票の出庫確認全般をPGI(Post Goods Issue)、入荷伝票の入庫転記をPGR(Post Goods Receive)と呼ぶ。
概要 †
出荷伝票や入荷伝票に対して出庫確認すると、出荷ステータスが全て完了となる。
前提 †
- 不完全決定表に抵触しないこと
- ピッキングなど全ての出荷処理が完了していること
- 与信管理の設定によるが、与信チェックエラーとならないこと
- 在庫明細かつ払出の場合、実在庫が不足していないこと
- 品目締め処理や会計期間オープン・クローズが正しく実施され、財務会計/会計期間が空いていること
制約 †
- 出庫確認以降は、テキストなど影響が無い項目のみ変更可能で、数量etcは変更不可
- グローバルトレード管理においては、標準のフィルタクラスを割り当てていると変更自体ができない
- 出荷伝票レベルで実施し伝票全体でステータスを共有する、つまり明細単位では制御不可*1
方法 †
何が起こるか? †
- 在庫管理への反映 在庫明細ならば、実在庫の数量が増減する。
- 所要管理への反映 品目計画における出荷所要量(出荷作業中の数量) が増減する。
- 財務会計への反映 在庫明細ならば、在庫勘定に増減分が記帳される。ちなみに、相手勘定は大抵売上原価。 なお、物流管理/出庫転記日が転記日付に採用される。
- 販売管理への反映 関連する販売伝票のステータスが更新され、請求伝票登録の対象となる。
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