成果物/組織定義書
Last-modified: 2016-02-16 (火) 14:44:00
実組織とSAPの組織構造とのマッピングを定義した業務設計ドキュメントのこと。
作成目的 †
利用するSAPの組織構造と、そのコンセプトを明示することを目的とする。 後述するが、定義自体の考え方はもちろん記述するものの、実組織については定義時点に留めることを推奨する。
作成単位 †
システムランドスケープでひとつか、分けてもロジ・会計くらい。 同一インスタンスに複数会社が導入されている場合も、保守性の面とドキュメントの数がかさむことから、まとめてしまった方が無難。
作成担当 †
アプリチームのサブリード以上が妥当か。 より広い領域を見ておりメンバよりも知見を持っていることが多いのが理由。
作成タイミング †
設計フェーズの半ばくらいまでには。 但し、重要なカスタマイズに影響しないような枝葉の原価センタについては、大した影響もなくギリギリまで変更されることもあるため、その限りではない。
更新ルール †
プロジェクトのスタンスにもよるのだが、定義のコンセプトに関わらない限りは最新化の必要なしと考える。
理由は、必ず陳腐化することと、実組織を反映した状態にしてもメリットがあまりないこと、最新の組織定義はコンフィグ定義書に反映され結果的にダブルメンテナンスとなることが挙げられる。
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