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得意先マスタ/販売エリアビュー

Last-modified: 2014-06-26 (木) 11:04:00
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得意先マスタにおいて、販売組織流通チャネル製品部門の組み合わせ(販売エリア)ごとに登録する従属マスタのこと。 「登録する」ではなく、「拡張する」と表現される。

支払条件取引先機能、価格決定の要素の一つ得意先価格決定区分請求書一覧日程などを保持する。

ここで拡張する販売エリアのうち、流通チャネル製品部門については、複数存在する場合に参照する値を定めることができ、必ずしも全てのパターンで拡張する必要はないのだが、販売組織だけは参照という考え方が存在しないため、SD得意先マスタを使用するためには、少なくとも販売組織では拡張しなければならない。

例えば、販売組織 A・B・C、流通チャネル 10・20・30、製品部門 01・02・03とあり、流通チャネル 20と30の参照流通チャネルが10、製品部門 02・03の参照製品部門が01だとする。 この場合、販売組織 A・B・Cそれぞれで受注伝票を登録したい場合(販売組織 A・B・Cが流通チャネル 10・20・30で商品を顧客に供給し、製品部門 01・02・03の商品群を扱う場合)、最もマスタ登録件数を少なくしたければ上記参照の設定を行い、販売エリアA-10-01、B-10-01、C-10-01の三件を登録すればよい。 もし参照の設定を行わない場合は、A-10-01 A-10-02 A-10-03 A-10-01 B-10-02 B-10-03 C-10-01 C-10-02 C-10-03の9件の拡張が必要となる。

同じ得意先に対して複数の部課が取引をすることは珍しくないが、複数の供給経路で複数の商品軸を提供するケースはさほど多くなく、更にそれぞれマスタ設定を住み分けるニーズは高くないため、流通チャネル製品部門が複数定義されている場合は運用負荷の低減のためにも「参照」は意識すべき。



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