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得意先マスタ/取引先機能

Last-modified: 2014-06-26 (木) 11:04:00
Top/得意先マスタ/取引先機能

得意先マスタについて、その登場人物の色分けをする要素であり、販売ビューの一部。

概要

英語表記のPartner Functionの方が、しっくりくるかもしれない。 要は商いの中でどのような位置付けで登場してくるか、ということ。

つまりコンセプトとしては外的なものの管理に軸足が置かれているという所見だが、それらのグルーピングやレポーティングのネタを埋め込むものとしての内的なものの管理機構としても重要な役割を果たす。

特に、仕入先マスタ購買管理における伝票入力では割とシンプルな商流であることが多いため然程ニーズが強いわけではないが、販売管理においては多様な管理ニーズの受け皿となっている。

他のパッケージでは、そもそもこの概念が無く、販売管理上も受注先 = 支払人で決め打ちだったりする。

SAP標準の取引先機能

ちなみに、内部と外部でコードが違うので注意。

取引先機能コード補足
得意先階層 11A
得意先階層 21B
得意先階層 31C
得意先階層 41D
SP 契約リリース発注AA
受注先SP受注伝票の支配者
IS-PAM: 証明書所有者AI
IS-PAM: 担当AR
申請者保証AS
SH 契約リリース発注AW
IS-PAM: 伝票受信者BE
IS-PAM: Chiffre Rec.CE
IS-PAM: DU 受信者DE
IS-PAM: Acc.Deb.Rec.DK
IS-PAM: DU 送信者DS
受取 CD 倉庫EC
(No Description)EM
エンドユーザ (貿易)EU
IS-PAM: 広告主IS
IS-PAM: 競合他社KT
請求先BP請求伝票を半分くらい支配
支払人PY請求伝票の支配者
特殊在庫取引先SB預託プロセスで、倉庫会社などの中間業者として利用可能
得意先タイプ 4SO
安全シート発行先SR
出荷先SH出荷伝票の支配者

どのように利用されるか

  • 販売管理での利用
    • 各種伝票の支配者として
    • 価格設定の要素として よくあるのは受注先出荷先で単価が決まるケース。 Unit Priceのみならず、例えばスケールの掛かり方が違ったりと、ツブシの効く表現手法である。
    • LISの切り口として 下記のCO-PAの下位互換機能であるため昨今では強いニーズこそないが、手軽さは特筆すべきだと思う。 ユーザ部門の情シス程度のレベルでもありものでレポートを作るくらいはできてしまうわけだから、もう少し評価されてもいい機構なのかなと。
  • 収益性分析での利用



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