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在庫管理/実地棚卸

Last-modified: 2014-06-26 (木) 11:04:00
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在庫管理のプロセスのひとつで、帳簿残高と倉庫在庫を照合するプロセス。

概要

倉庫とシステムで在庫が合わないなんてのは、よくある話だ。

単なる処理漏れや入力ミスなんて話から、製造業で液体を原料にしているケースでは理論上の消費量と実際の製造での差異あるいは揮発、あるいは羽毛やごく小さな部品など材やプロセス上の性質からどうしても乖離が発生することもある。

そういった差異について、「乖離しっぱなしにしておくわけにもいかないので合わせましょう」というのが、このプロセスとなる。

その対象は、自社の倉庫在庫だけでなく外注加工業者への在庫などについても含まれ、頻度については標準的には月次、厳しいところでは日次でチェックしている会社もある。 ただ、倉庫が多数ある場合かつその中でも僅かな在庫しか置かない場合あるいは頻繁な実地でのチェックがしづらい海外在庫などについては、頻度を半期や年次とすることも。

カラ発注や横流しなど在庫は不正が起きやすい性質もあるため、痛くない腹を探られないためにも、適正な処理を行い、その証跡を残さなければならない。

  1. 実地棚卸準備 PI伝票登録、品目転記のブロック、PI伝票印刷・配布。 トランザクションコードはMI01。
  2. 実地棚卸検数 倉庫での検数。件数入力。 トランザクションコードはMI04。
  3. 実地棚卸チェック 棚卸差異一覧を利用し、在庫の差異をチェック。差異の承認後差異転記。 トランザクションコードはMI07。

まとめ前のメモ

棚卸差異の決済伝票への原価センタ代入

ノート 518060 - FAQ: 実地棚卸ノート 13423 - 棚卸で勘定割当が入力されないにある通り、自動感情割当(Tr-Code:OKB9)での原価センタ割当のみが有効であるとのこと。

つまり、標準では原価要素別か、或いは利益センタ別=品目でいえばプラント別の設定がベースとなる。 (仮に事業領域別に設定したとしても、事業領域プラント製品部門で決まるため)



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