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在庫管理

Last-modified: 2016-03-24 (木) 18:23:00
Top/在庫管理

モノを管理するための考え方。 具体的には、モノの出し入れの履歴や予定の管理、原価の評価および再評価の管理などが挙げられる。

在庫、とは?

在庫とは、基本的には販売を最終目的とすると定義してしまう。 「他に用途は無いのか?生産を目的とした原材料は?」という人もいるだろうが、生産というプロセスは販売の前ステップに過ぎない。

この定義に当てはまらない消耗品梱包材については、具体的には数や使用開始日・貸与/管理者、各個への振分けなどの管理ニーズは所謂固定資産管理の下位構造とも認識できること、またSAPの使い方としては数量管理のみ実施することが多いが、これは上記定義の考え方や方法が包含するため、特に触れない。

管理する、とは?

在庫の定義を上記のものをすれば、在庫管理とは(最終的な)販売の為の活動において、ポジティブ要素を向上させ、ネガティブ要素を減免させることを目的とした考え方、手法であると考える。 これは、言うまでもなく欠品が無ければ販売機会の損失を低減させるし、あったとしても補充予定を把握できていれば納期調整も容易となり、安全在庫の敷居値を低く設定できれば滞留在庫は減り、その価値(品目原価)を正しく把握できていれば適切な売値が設定できる。 また、在庫はであるため、気分に任せて好き勝手なルールを用いたりドンブリ勘定での会計記帳が許される性質ではなく、前述の要素に制度会計上ならびに(諸々の)会計基準を全うするための手段であり、その証明という意味を合わせたものと考える。
上記定義について、特に前者は販売管理の範疇だという考え方もあるだろうが、在庫の本質的な意味や位置付けは、基本的には前述の通り「売るため」であり、極論を言えば「xxごとに管理したい」というニーズは、顧客に求められているか、お上の指令であるか、自社の会計基準やAs-ISの管理ルールがあるに過ぎないと言える。 話を戻すと、それらを構成するものとして下記の要素が挙げられる。

  • 数量管理〜何が、何処に、どれだけあるか。 基本の基本。 品目マスタプラント保管場所(・ロット)を基軸とした在庫数量の把握。 ここは、品目の粒の大きさと、目的に応じたグルーピング要素*1の定義が肝となる。
  • 金額(原価)の管理〜何が、幾らになるか。 詳細は品目原価に譲るが、評価レベルごとの保持・計算を基本的とし、下位構造である評価タイプも利用可能である。*2 重要な点として、いわゆる原価計算という言葉には多くの思いが込められがちだが、あくまで財務会計に記帳する範疇であり、配賦付替など管理会計の領分は含まない。
  • 移動予定の管理〜いつ、何が、どのような要因で、どれだけ、どこに、In/Outするか。 品目・入出庫予定日・移動タイプ・在庫数量で表す。 生産管理を導入しなくとも、入出庫予定を利用することで生産計画をSAPに保持することは可能であるが、ここでの在庫の定義に照らし合わせれば、移動予定の把握そのものでは本来的な意味を成さず、所要管理の精度をより向上させるための要素として認識すべきだと考える。  逆に言うと、一般的に入出庫予定は「従」のプロセスと言える。
  • 移動実績の管理〜いつ、何が、どのような要因で、どれだけ、どこに、In/Outしたか。 実績とは、荷動きそのもののトレースと、結果がどうであるかの把握である。 これは、在庫管理の目的のうち、販売活動に係るものでなく、会計上や統制上の色合いが強い。 例えば、在庫減の要因が売ったからなのか無くしたのかでは全く違う訳で、前者は顧客発注書や請求書などが証憑として存在する販売プロセスの結果であるが、後者はユルいだけ若しくはモラルの低い会社ということになる。 こういった杜撰なマネをせず、ちゃんとやること、やっていることを証明するべきだ。

共通して言えるのは、上記要素全てに関連する品目プラント保管場所などについて、あまりに身近であるが故にその位置付けや意味付けが細微に語られることはあまりないが、こんなんでいいんじゃない?でなく、定義した理由や動機付けの明確化が肝要であると考える。

シナリオから見る在庫管理

まとめ前のメモ

  • 在庫管理上の在庫金額と財務会計上の勘定残高 この二つは、厳密には差異が出得るので、標準で用意されているレポートRM07MBSTやRM07MMFIを利用し検知する。

まとめページ

在庫管理/トランザクションコード 在庫管理/関連テーブル

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*1 製品部門品目グループ品目階層など
*2 定義は必須ではない