ベーシス/移送管理システム
Last-modified: 2016-06-08 (水) 15:07:00
概要 †
移送管理システムによって、ベーシス担当は移送ドメインを定義し、移送ドメインコントローラを割り当て、移送ルートを定義することによって、複数のシステムの移送設定を集中管理することが可能となる。
コンセプト †
- 全てのSAPシステムに対する移送/修正システム(CTS)の集中設定
- 移送依頼とインポートプロセスの集中管理
- 事前に定義された移送ルートに基づく移送方針
目的 †
事前定義されたパスに従って、システムランドスケープ全体への変更の配信を、集中的に制御すること。 システムランドスケープ内のすべてのシステムでリポジトリオブジェクトとコンフィグ内容の整合性を保証することを目的とする。
機能 †
- システムランドスケープや移送ドメインにおけるSAPシステムの役割の定義
- エディタ、または提供された標準設定を使用した移送ルートの設定
- 移送ツールプログラム(tp)のパラメータプロファイルの設定
- 移送ドメイン内のすべてのSAPシステムのインポートキューの表示
- QA機(検証機)の品質保証/承認手続の定義
- インポートキューにある移送依頼のインポートのスケジュール
- 共通移送ディレクトリを使用しない、システム間の移送
事前設定 †
- SAPとデータベースのインストール前
- システムランドスケープのネットワーク構造の定義
- ハードウェアとOSのインストール
- SAPとデータベースのインストール時
- 共通移送ディレクトリを登録
- SAPとデータベースのインストール後
- 移送管理システム(TMS)を設定する
- Tr-CD:STMSでシステムランドスケープのセットアップが必要 システムパラメータ「DIR_TRANS」で移送ディレクトリのパスを設定する。 デフォルトパスはUNIXなら/usr/sap/trans、Windowsなら\\$(SAPTRANSHOST)sapmnt\trans ドメインネームサーバのOSでエイリアスをSAPTRANSHOSTとして移送ホストを定義する。
- 共通移送ディレクトリのサブディレクトリ
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